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【山の心得】~お助け標識編~

こんにちは!ミズです!!

セブ島への語学留学1日目の本日、記事を書いています。
早速ですが、すでに滞在している先輩方にセブ島の情報をいただきました。
同じクラスメイトで僕より1週間ほど早く来られた方がいるのですが、なんと到着直後の初外食で食あたりを起こし、1週間もの間、寮の食事しか口にしていないそうです。
連日、嘔吐と下痢を繰り返し、「もう外食は二度としない」とのこと。
適当な屋台で食べたのかと思いきや、観光地のホテルビュッフェで9人中7人が当たってしまったのだとか・・・。
到着早々、かなり警戒しています。

原因は「アメーバ赤痢」という感染症だったそうです。
アメーバ赤痢とは?

赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica) という寄生虫が原因で発症し、主に汚染された水や食べ物を摂取することで感染します。感染すると、血や粘液を含む下痢、腹痛、発熱、倦怠感などの症状が現れ、重症化すると大腸に潰瘍ができたり、肝膿瘍(肝臓に膿がたまる)を引き起こすこともあります。特に衛生環境の悪い地域での生水や生野菜の摂取がリスクとなるため、渡航中は飲食物の管理に注意が必要です。感染すると長期間症状が出ることもあり、早めの診断と治療が重要です。

薬を飲んで安静にしていれば数日で回復するようですが、ノロウイルスに似た症状のようです。毎年、死亡例も少なくないとのこと。
どうやらフィリピン留学では、滞在期間が1か月を超えると、ほぼ誰もがお腹を下すと言われているようです。
原因は屋台の食事、水道水で洗った野菜、カットフルーツなど、さまざま。
衛生管理の感覚が日本とは全く異なるため、十分注意が必要です。

前述したように、身近な人がレストランのビュッフェで当たっていることを考えると、油断は禁物です。
僕は基本的に賞味期限切れの食品でも気にせず食べるタイプなので、「自分なら大丈夫」と思っていましたが、今回ばかりは慎重にならざるを得ません。食べるものには最大限気をつけようと思います。

僕が滞在する語学学校の寮には、日本人が比較的多いですが、ヨーロッパや東南アジアからの留学生もちらほら見かけます。
やはり年齢層は若めで、現役の高校生や大学生が多い印象です。
そんな中、僕のような社会人(ニート)もいるので、刺激を受けつつ、異なる価値観を学んでいきたいと思っています。

特に、この時期に来ている学生は、4月からアメリカなど海外の大学に進学するための準備として英語を学びに来ている人が多いようです。
まさに"入学前の語学研修"といった感じですね。

ちなみに、意外なことに還暦を迎えた生徒もいて、話していると意気投合してしまいました。
その方は定年後、「海外を旅してみたかった」という夢を叶えるために、もう一度英語に挑戦してみることを決意したのだとか。
本当に人生を楽しんでいる姿を見て、「年齢は関係ない」と改めて実感しました。いくつになっても好きなことに挑戦できる、そんな生き方が素晴らしいと思います。

入学初日の今日は、オリエンテーションが中心で、ほとんど1日がそれで終わりました。

・6段階のクラス分けテストを受験
・学校周辺の施設案内
・交流会

上記3点で1日目は終了です。

そして、夜はさっそくフィリピンのビールを味わっています!
海外のビールは国ごとに特徴があって新鮮ですね。
フィリピンのビールは軽めでスッキリした味わいが特徴で、暑い気候に合わせてアルコール度数がやや高め(5%以上)なものが多いようです。
これからの留学生活、観光地も含め、楽しみながら学んでいきたいと思います!(半分軽い気持ちで来たのですが、校則もあって結構ガチっぽいです。)


【山の心得≪86≫】~お助け標識編~

と言う事で今回は山道標識に関して記事にしたいと思います。

いつも通り山を登り、いつも通り山道標識を頼りに歩いていることが多いかもしれませんが、ふと考えてみてください。
もし山道標識がなかったら…困ると思いませんか?

今回は、実はとても重要で、私たちを助けてくれている「お助け標識」について記事にしていきます。


登山で遭遇しがちな“お助け標識”

登山をする際、登山道に設置された標識やサインに助けられることは多いです。これらの標識は、登山者の安全を守り、ルートを案内し、危険を知らせる重要な役割を果たしています。しかし、普段何気なく目にしている標識も、改めて意識すると非常に役立つ情報を持っていることが分かるのです。

本記事では、登山中に遭遇しがちな“お助け標識”をいくつかピックアップし、それぞれの意味や役割、そして活用方法について解説します。


道標(ルート案内標識)

登山道には至る所に道標(ルート案内標識)が設置されています。
これは登山者が正しいルートを辿るために欠かせないものです。
特に分岐点では、方向を示す標識がなければ間違ったルートに入り込むリスクが高まります。道標の主な役割は以下の通りです。

・方向の明示:登山道は複数のルートが交差する場所があり、特に初めての山では迷いやすいです。道標があることで、現在地からどちらの方向へ進めばよいのかが明確になります。
・目的地までの距離・時間の表示:ルート案内標識の中には、目的地までの距離や所要時間が記載されているものもあります。これにより、登山者は自分のペースを調整しながら歩くことが可能です。
・危険エリアの警告:ルートによっては、雪崩の危険がある場所や滑落しやすいポイントが存在します。そうしたエリアでは「注意」や「危険」と記載された標識が設置されていることが多く、登山者が安全に行動できるようにしています。

道標があっても、注意すべき点があります。例えば、標識が風雨や経年劣化で見えにくくなっている場合や、登山者が誤って外してしまうケースもあります。標識だけを頼りにせず、登山地図やGPSアプリ(YAMAPやヤマレコなど)を併用することでより安全な登山が可能になります。


標高表示板

標高表示板は、特に山頂や主要なポイントに設置されることが多い標識です。登山者にとっては、自分がどの高さまで登ってきたのかを知る目安となり、達成感を味わうことができるポイントでもあります。

・登頂の達成感:標高表示板には「〇〇山 標高△△△m」と記載されていることが多く、山頂で記念撮影をする際の定番スポットになります。登山の記録を残すうえでも重要です。看板が無かったり、小さかったりでピークを過ぎていた。何てこともありますよね。
・高度による体調管理:登山者の中には高山病のリスクがある人もいます。特に標高2500m以上になると、酸素濃度が低くなり体に影響を及ぼす可能性があります。標高表示板を確認しながら、自分の体調をチェックすることも大切です。
・地形の把握:登山ルートによっては、標高によって森林限界を超えるポイントがあります。標高表示板を目安にすると、どのあたりから植生が変わるのかを把握するのに役立ちます。

ただし、標高表示板は悪天候や強風の影響で見えにくくなっていることもあります。また、稀に標識が倒れてしまっている場合もあるので、スマホのGPSや地図アプリを使いながら、自分の現在地を把握する習慣を身につけることが重要です。


遭難対策用プレート(番号付き標識)

山では万が一の遭難や事故の際に、自分の位置を正確に伝えることが生死を分けることがあります。そのため、登山道には「遭難対策用プレート」が設置されています。これには番号が振られており、遭難時にこの番号を伝えることで、救助隊が迅速に位置を特定することができます。

・緊急時の位置特定:番号付き標識は、山域ごとに異なる番号が割り振られています。例えば、「T-25」などと書かれている場合、この番号を登山計画書や緊急時の通報時に伝えることで、救助隊が素早くルートを特定できます。
・ヘリコプター救助の際の目印:高山ではヘリコプターによる救助が行われることもあります。番号付き標識の近くには比較的広いスペースがあることが多く、ヘリが接近しやすいポイントになっています。
・電波の届きやすいポイントの目安:山の中では携帯電話の電波が届かないことが多いですが、番号付き標識がある場所は比較的電波の届きやすいポイントであることが多く、通信が可能な場合があります。

こうしたプレートは、登山を安全に楽しむための重要な標識ですが、登山者自身も事前に登山計画をしっかり立て、緊急時の対策を準備しておくことが大切です。GPS端末や登山アプリの活用も検討しておくと良いでしょう。


水場・トイレ案内標識

長時間の登山では、水場やトイレの存在が登山の快適さに大きく影響します。そのため、水場やトイレの案内標識は、登山者にとって非常にありがたい存在です。

・水場の案内標識:水場は登山中の補給ポイントとして重要ですが、すべての山に水場があるわけではありません。そのため、水場の案内標識がある山域では、しっかり活用することが大切です。ただし、天候や季節によって枯れていることもあるため、最新情報を確認しながら利用するようにしましょう。
・トイレ案内標識:山のトイレは数が限られており、事前にトイレの場所を把握しておくことが大切です。標識には「〇〇m先にトイレあり」と書かれていることもあり、これを目安に計画的に行動すると良いでしょう。YAMAPのアプリ上にも記載されている事が多いです。
・エチケットの意識向上:水場やトイレの標識は、登山者のマナー向上にもつながります。トイレがあるにもかかわらず適切な処理をせずに行動してしまうと、環境への影響が大きくなります。こうした標識を意識することで、山の環境を守る意識を高めることができます。

登山計画を立てる際は、水場やトイレの位置を事前に確認し、登山ルートの途中で適切に利用できるように準備を整えることが重要です。


危険箇所の警告標識

登山道には、滑落の危険がある箇所や落石のリスクが高いエリアに「危険箇所の警告標識」が設置されていることが多い。この標識は、登山者に対して危険を知らせ、慎重に行動するよう促すためのものとなっています。

危険箇所の種類
・滑落危険エリア
:山の斜面が崩れやすく、足を滑らせると転落する可能性がある場所。
・落石注意エリア:崖や急斜面の下で、自然現象や人の影響で石が転がり落ちることがある場所。
・渡渉ポイント:沢や川を横断する場所で、水量が増えると渡れなくなることがある。
・雪崩の危険性がある場所:冬季や残雪期に、雪が崩れてくるリスクが高いポイント。

警告標識の活用方法
登山者はこのような警告標識を見かけたら、慎重に行動し、次のような対策を取る必要があります。
・慎重な足運び:岩場や急斜面では、ゆっくりと確実に足を運ぶ。
・ヘルメットの着用:落石の可能性がある場所では、ヘルメットを装着する。
・登山ルートの再確認:必要に応じて別ルートを検討し、無理に進まない。

特に、天候が悪化すると標識が示す危険度がさらに増すため、慎重な判断が求められます。


熊注意・野生動物注意の標識

登山道では、「熊出没注意」や「野生動物注意」といった標識を目にすることがあります。これは登山者が野生動物との遭遇を避け、安全に登山を続けられるようにするためのものとなっています。

熊注意標識の種類と意味
・「熊出没注意」
:このエリアで最近、熊の目撃情報があったことを示す。
・「熊の生息地」:熊が常に生息している地域で、出会う可能性が高いことを警告する。
・「熊鈴推奨エリア」:熊よけの鈴を鳴らしながら歩くことが推奨されている。
・「食べ物を放置しない」:山中での食べ残しが熊を誘引する可能性があるため、持ち帰るように指示している。

熊に遭遇しないための対策
・熊鈴やラジオを鳴らす
:熊は人の気配を察知すると避けることが多いため、音を出して存在を知らせる。
・登山道の最新情報を確認:地元の登山情報や自治体のウェブサイトで熊の目撃情報を確認する。
・食べ物の管理:ザックにしっかり収納し、食べ物の匂いを最小限にする。

熊以外の野生動物の注意標識
・イノシシ注意
:イノシシは臆病だが、驚かせると攻撃してくることがある。
・シカ飛び出し注意:特に夜間や早朝、登山道を突然横切ることがある。
・サルに注意:登山者の荷物を狙うことがあるため、食べ物は見せない。

こうした標識があるエリアでは、単独行動を避け、複数人で行動するのが望ましいですね。


山小屋・避難小屋の案内標識

登山道では、山小屋や避難小屋への距離や位置を示す標識が設置されている。特に長距離縦走や悪天候時には、こうした標識が登山者の命綱となるので、非常に大事です。

山小屋案内標識の特徴
・「〇〇山小屋まで〇km」
:山小屋までの距離を示し、現在位置を把握しやすくする。
・「山小屋の営業情報」:営業期間や宿泊・売店の有無などを記載。
・「緊急避難小屋」:非常時に使用可能な無人の避難小屋を示す。

山小屋を活用するポイント
・行動計画の目安
:登山中のペース配分や休憩のタイミングを決める指標になる。
・水・食料補給の拠点:山小屋で補給できる場合は、荷物を軽くできる。
・緊急避難場所として活用:悪天候や体調不良時に、安全に待機できる。

避難小屋の活用方法
・無人のため自炊が基本
:緊急時用に軽量な食料や燃料を持参する。
・事前に場所を確認:計画段階でルート上の避難小屋の位置を把握しておく。
・寝袋や防寒具を持参:特に冬場は防寒対策を十分に行うことが必要。


登山道整備情報・通行止め標識

登山道では、地形の変化や災害によって通行困難になった箇所に「通行止め」や「登山道整備情報」の標識が設置されることがあります。

通行止め標識の種類
・「この先、崩落のため通行禁止」
:登山道が崩れて危険なため、立ち入りを制限。
・「登山道の補修中」:登山道の整備が行われていることを示す。
・「橋の老朽化により通行不可」:登山道上の橋が危険なため、別ルートの案内が記載されることも。

通行止め標識を見たときの対応
・代替ルートを確認
:事前に地図やGPSアプリで通れる道を調べる。
・無理に進まない:自己判断で進むと危険なため、公式情報を参考にする。
・登山口や自治体の情報を確認:出発前に通行情報をチェックし、安全なルートを選ぶ。

登山道整備情報の活用
・事前にチェックするべき情報
:自治体や山岳会の公式サイトで、整備情報を確認する。
・最新情報を登山口で確認:登山道の状況が変わることがあるため、登山口の案内板も参考にする。
・通行可能なルートの選定:通行可能なルートを選び、無理な行動は避ける。

登山道整備情報や通行止め標識を適切に活用することで、安全な登山を実現し、リスクを最小限に抑えることができますよ。


まとめると

登山中に目にする標識には、それぞれ重要な意味があり、安全な登山をサポートしてくれる役割を持ちます。
道標で進むべき方向を確認し、危険箇所の警告をしっかり守り、緊急時には遭難対策用プレートを活用するなど、標識をうまく利用することで、安全かつ快適な登山を実現できる。

標識の意味を知り、しっかりと活用することで、登山がより楽しく、安心して取り組めるものとなるでしょう!
次回登山に行く際は、ぜひこれらの標識を意識してみてください!

もしもの時の安心のためにヘッドライトや地図、登山ガイドブックは携帯するようにしましょう。

という事で今回の【山の心得】は
「山道の標識って色々あるからちゃんと見ましょう!」
と言う事に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

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前回の記事はこちらになります!
【山の心得≪85≫】~テントの格差編~
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ミズ
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