笑いすぎての効果
亡くなった人について
2003年、ダムノエン・サエン=ウムという52歳のタイのアイスクリーム売りが、寝ている間に笑いながら死んでしまったと報じられた。 妻は夫を起こそうとしたが果たせず、夫は寝たまま2分間笑い続けた末に、息を引き取ったという。 この男性は、心不全か窒息によって死んだものと思われる。
笑い死について
笑うと胸腔内圧が上昇する可能性があります。 大動脈瘤がある場合、その圧が血管系に伝達されて破裂することもあり得ます。
偉人について
1660年: スコットランド貴族の博学者であり、フランソワ・ラブレーの著作を英訳した最初の人物でもあるトーマス・アーカートは、チャールズ2世がイングランド王に即位したという話を耳にしたことで笑い出し、そのまま笑い死にしたと言い伝えられている。
笑いすぎたについて
笑っているときは心拍数や血圧が上がり、呼吸が活発となって酸素の消費量も増え、いわば”内臓の体操”の状態。 静かに過ごすより笑っているほうが、カロリーの消費量が多くなります。 さらに、大笑いするとお腹や頬が痛くなるように、腹筋、横隔膜、肋間筋、顔の表情筋などをよく動かすので、多少ながら筋力を鍛えることにもなります。
酸欠について
笑った時の酸素摂取量は、1 回の深呼 吸の約2倍、通常の呼吸の3~4倍にもなるそうです。 ストレスを受けると脳は興奮状態になり、 酸素をどんどん消費して脳細胞が酸欠状態になり働きが低下していきます。 そこで笑うことによっ て、大量の酸素が取り込まれ、細胞が活性化し働きが上昇します。
笑い過ぎて泣くについて
眼科医の先生によると、通常起床時は交感神経が優位になっているが、大笑いすると副交感神経が優位になるといいます。 副交感神経が優位になることで涙液の分泌が刺激され、その結果涙があふれるという解釈なのだそうです。
お腹が痛くなるについて
笑いすぎて、お腹や頬が引きつって痛くなった経験はありませんか。
これは、笑いによって顔や体中の筋肉をつかったためで、心拍数や呼吸数も増えることから、運動と同じ効果が得られます。
寿命について
笑いと長寿の関係を調べた2つの異なる研究があります。 一つは、54,000人以上のノルウェー人を対象とした7年間の研究で、よく笑う人は35%長生きするという結果が出ました。 感染症のリスクが83% 低下しました。
悪いについて
実は大きな声を出したり笑ったりすることで気はその都度消耗していきます。 その量が一定量以下になると倦怠感を感じるようになるんですね。 倦怠感を感じるぐらいで終わればいいのですが、気を消耗しすぎるとやる気もなくなり、現代の言葉で言ううつ病のような状態になってしまいます。