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副業もこんな素敵な動機なら♫

副業といえば
昔はコッソリ隠れてすることでしたが
今はずいぶんオープンになりましたね。

みなさんが副業するとしたら
なんのため?


「老後の生活費のため」
「いろんな仕事を体験してみたい」

ごもっとも、ごもっとも。

私はつい先日、スゴイ理由で
本業と同じ職種で
副業に取り組む方に出会いました。


その方は、ひとり出版社の
Little Man Booksさん。


先日お知らせした
養蜂に関するシュタイナーの講演録の
翻訳出版でお世話になる方です。


ひとりで出版に取り組む理由は、
「100年後の人たちのために
形にしておきたい本を
少しずつでも丁寧に作るため。」



そのために週末返上で
取り組んだ本が
またすごいんです。


さがみはら写真新人奨励賞を
受賞した、いまは数少ない
中国本土の客家の方たちの
肖像写真集「HOME」や


日本でも職人が50人を切った上に
LEDのあおりを受けて風前の灯同然の
ネオン装飾のガイドブック
「NEON NEON」など


美しくて、気概のあふれる
作品が並びます。

こちらのオンラインショップから
購入できます。
⇓ ⇓ ⇓
https://lmb.thebase.in/


どうも、
平日働く会社では…
100年後を見据えて、
とばかり言っている
わけにはいかないようです。


多くの出版社が
たくさんの人が、
「この位の値段ならいいや」
「わかりやすそうだからいいや」
と気軽、手軽に買ってくれることを想定。
そうして売り上げを確保。

でも消費者は満足せず
買ってもすぐにリサイクルへ。
次の本を求めて、また売り上げが立つ。


このパターン、いろんな業界で
見かけます。


極端な言い方ですみません…
それって消費者を
バカにしているのでは…?



作っている側も
魂を売っているような
気がすることもあるでしょう。


時間を使って魂を売るほど
高くつくことはありません。


でも、もし
お互いに顔が見えていたら
こんなふうになるでしょうか?


と、こんな調子の私達なので
今回の翻訳プロジェクトも
「顔が見えて、信頼しあえる関係」を
大切にします。



シュタイナーの養蜂講義を
翻訳すること自体、私にとって
100年後への奉仕ですが…


もっとやりたい。



それは、精読のつどい



今、情報過多のため
「読む」ということが
どんどん痩せ続けています。


英語教育でもやれTOIECだと
スキミングだのスキャニングだのと
言語中枢も未分化な
学生たちに無茶な課題が出されます。
おお、いやだ、いやだ。


そんな読み損ないをしていると
頭が悪くなって
心がひからびます。



自分を耕せるのは
少しずつでも頭に汗をかいて
細かく深く、鳥の目で、虫の目で
読むこと。



お経や聖書と縁のあった方なら
ピンとくることでしょう。


そこで、2つの素材を考えています。

まず、ほとんどの日本人が知らない
究極の表現である英詩は
ライブでお届けします。

また、日本語訳されていない洋書を
オンライン精読会で
採り上げる予定です。
(Ivan Illichなど)

訳は用意しませんよ。

原典を細やかに深く読むんですから
前もって訳を用意したら
台無しです。

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