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『仰げば尊し』を歌う!

先週は『蛍の光』そこで今週は言わば付いの曲『仰げば尊し』を
娘のピアノ伴奏で歌ってみた。
おそらく67年前の中学卒業以来だと思う。
今は『蛍の光』も『仰げば尊し』も小中学校の卒業式でも歌われなくなったようだ。
さて『仰げば尊し』は明治17年(1884年)に初めて紹介されたという。作詞者も作曲者も『不詳』ということだったが最近になってどうやらこの旋律は『アメリカの楽曲』ということが判明したらしい。
また作詞の方は」辞書の編纂で名高い大槻文彦ら何人かの『合議』『合作』のようだ。
歌詞は3番まであるが2番の歌詞の『身を立て名をあげ』が時代にそぐわぬらしく現在では『1番と3番』が主に歌われているという。もっとも数少ない『歌われる場合』の話ではあるが。
また1番3番の歌詞にしても『いととし』とか『まぞなき』とかの『古語表現』は難しい。私にしたところで実はこれまでずっと
『いととし』は『いと尊し』だと思い込んでいたが実際は『いと疾し』だった。
ともあれお聞きいただくとうれしき也!

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