イルミネーション、どう見える?
「イルミネーションってただの電球だよなぁって思って」
街の煌めきが最高潮を迎える12月。
職場の同僚と話していた時に出てきたこの一言に爆笑した。
聞くと彼女、当時の彼(その時は既にほぼ気持ちは離れていたらしい)と一緒にイルミネーションを見ていた時そう思ったのだそう。寒い人混みの中、皆で電球見て喜ぶなんて不思議だなぁと。
笑いながらふと、あれ?私同じ事言ってた人もう1人知ってるぞ…?と思った。
中学時代からの友人だ。
先日、その友人と呑んでいる時聞いてみた。
「ねぇ、今年もイルミネーション電球だった?」
すると…
「あ、でもこの前初めて”綺麗だなぁー!”って思った!」
と言うではないか!この友人、数ヶ月前に彼氏ができたばかりである。
そうかそうか、その彼と見たイルミネーションは輝いて見えたのね、と思いきや…
「推しのライブ後に見た時は人生て初めて綺麗だと思った」
そう来たか!!
大好きなアイドルのライブ。しかもその日は最前列で、1番の推しからファンサを貰えた最高の日だったらしい。私に話しながらちょっと嬉し泣きしていた。
この2人の話を聞いて私は思った。
イルミネーションは好きな人・大切な人と見ると綺麗なんだ。もっと言えば、誰かと一緒に見なくても自分の心が潤っている時は綺麗に見えるんだ。
皆さん、今年のイルミネーションを見てどう感じましたか?綺麗に煌めいて見えた貴方、どうぞそのままお幸せに。電球に見えた貴方、美味しいものたくさん食べてゆっくり休んで下さい。
全ての方にとって満たされた師走になりますように🙏