キッズを誘導して自分を労わろう
私は、シアトルにある、老人ホームのレストランでウェイトレスをしている。今から約8カ月前、働き始めた頃は、私を含めて4人の主婦がいた。ブラジル人のヴィー、メキシコ人のヴィッキー、フィリピン人のアンだ。インターナショナル貧乏人主婦軍は、お手伝いさんを雇う実力もない。お掃除、食器洗いのプロだ。住民に食事をサーヴィスすると、それぞれが勝手に掃除をし、テーブルクロスを交換し、皿洗いをはじめる。文化も言語も異なるけれど、「お年寄りを大切にする」という考えも同じだった。「働く」という点で