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食の有難み

うちの夕食は週3で長男が作ります。
それ以外の週4は私が準備します。
夕食の時間は19時に設定されています。
特に強制でもないです、ルーティンが基本の長男は
そこは崩しません。私と次男はマイペースで好きな時間に食べます。

長男は偏食ではありません。
辛いのが好きです。ASDのせいか食に鈍いとこもあります。
めっちゃ固いジャガイモ料理や鶏肉に赤身が残る事も(;''∀'')
その都度気を付けた方が美味しいよと声をかけます。
次男は小さい頃から偏食です。
これでも口にする食べ物は多くなりました。
好きなのは、うどんと寿司があれば毎日でも良いはずです。
今現在も冷凍のうどんが欠かせません。

長男が週3の当番をする事になったのは私の提案です。
私の帰宅が遅くなることが増えたのと長男に役割を与えること
今後生きて行く中、一人でも買い物に行って作れるようにと
週1で3日分の買い出しを私と行き、2人分の材料を買います。
基本長男は、自分と次男の2人分しか作りません。

始めたばかりの頃はキャベツもレタスも区別がつきませんでした。
お肉も魚もどれを買って良いのか。。。
レシピ本で献立を選んで忠実に作ります。
煮込む分数もレシピ本が基本なので、鶏肉・ジャガイモも煮えません。
味見を最近少し覚えたみたいです。買い物も私の助言は少なくなりました。
ここまでに3年かかりました。

基本偏食の次男にはこのレシピ通りの献立が苦手な様子です。
椎茸、青菜野菜、は苦手だからと買物の時に食べられる食材にシフトする
アドバイスを長男にして無理なく食べています。
小松菜とか使うレシピの副菜が残ってることが多いです。
 そんな時は私が食べます。私の分はないので私は残り物
 もしくは軽く買い物するか、ごはんに梅干しと目玉焼きとか(笑)
食品ロスを出さないようにそのロスが私のぜい肉にならないようにします。

私は毎日急いで帰宅することも少なくなって助かります。
時々は気分転換にお茶(🍺)して帰る事も出来ます。

次男は苦悩してます。今日も…
今日は大きな青梗菜の浮かんだ担担麺と貝割れと大根のサラダ。
バイトから帰宅して遅い夕食を食べる為に台所に行くとそのメニューをみて
溜息と苛立ちがうかがえます。
他に何か食べられるものはないかとあちこちを開けます。
いつもなら、ここで諦めてサラダは食べる、
メインをカップ麺にする、ごはんをよそう。でしょうけど
あちこちを何度も開けて、苛立つ溜息をつき一度部屋に戻ります。
数十分後、落ち着いたのか台所に戻り青梗菜だけ拒否して冷凍うどんの
担担麺を温めなしてやっと夕食をとることになります。

少し前に次男に言われました。
『ずっと、うちのご飯は長男が作るのか?』と
『そうだね、お母さんが毎日は難しいからお願いしてる 無理はしないで
 良いから食べられるのだけ食べて、その代わり非常食も常備します』
納得はしてませんが仕方なく受け入れたみたいです。
本当は次男にも週2か週3で作って欲しいのです。
そうすると、お互いの食が偏らずに行くのではと思いますが。
次男はそこまでは回復してないようなので私の要求は取り下げました。

自分の好きなものが自由に食べることが出来るようになるのは
自分で稼いで来てからだと私は思います。
悔しかったら、バイト増やして一人暮らしでもしていいよと
思う毒母なのでした。

頭にくるとは思いませんでしたが、もう少し食の有難みを感じて欲しくて
投稿してみました。
読んでいただけてうれしいです。ありがとうございます。

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