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「スーパーサイヤ人」親子 ーリライト版ー

私は生まれつきの『金髪』です。


見渡す限りの血縁に外国人はいないのですが、なぜか『金髪』なんですよ。


今でこそだいぶ黒くなりましたが、子供の頃は完全なる『栗毛』。当時、クラスメートからは「ガイジ~ン、ガイジ~ン」などとからかわれることもよくありました。


そんなこともあって、私にとって金髪は「人とは違うもの」というコンプレックスの元でした。女性からは「地毛が金髪なんていいなあ」と羨ましがられたりすることもありましたが、「普通の黒髪」に憧れる私の『金髪』への認識は変わることはありませんでした。


その『金髪』は見事に息子たちにも受け継がれ、特に次男坊は私にそっくりの完全な『金髪』です。遺伝の力、恐るべし(笑)。


今、息子達を通して改めて『金髪』を「客観的」に見られるようになると「いやいや金髪、結構カッコいいじゃない」と思うようになりました。


みんなの輪から外されたくなくて、なるべく「同じ」になろうとずっとしていました。でも、やっぱりおかしいですよね。誰一人「同じ」人なんていないのですから。


「人とは違う」この金髪は紛れもなく私の『個性』です。人生は「時間をかけて人とは違う自分を受け入れて好きになっていく道」なんじゃないかなと思います。そう考えると楽しいですよね。


もし、息子たちが『金髪』をコンプレックスに感じるようなことがあったら、「人と違って当たり前だよ。それが君の個性。何より、スーパーサイヤ人みたいでカッコいいじゃん!」と伝えてあげようと思います。


「みんなちがって、みんないい」


金子みすゞさんのおっしゃる通りです。


『スーパーサイヤ人』親子。なかなかいいんじゃないでしょうか?「かめはめ波~」っていつか一緒にやりたいな。最強だろうな。ウフフ☺️


【あとがき】
3年前に書いたブログをリライトしてみました。

「昔、こんなこと考えていたんだなあ」と振り返るのは、面白いですね。

今は『金髪』のコンプレックスよりも、「毛髪の存続」の心配の方が断然上回っておりますが😆

またそのうち、リライト版も書いてみたいですね。

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