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私はただ「仲良くしたい」だけなのです ー続続・カラス和親条約ー

「おちょくってんなあ😅」

ここまでくると、もはや若干「面白く」なってきましたよね。

昨朝の始業前に警備現場で準備をしていましたら、そこに不法侵入者がありまして

不法侵入者のKさん

私の後方5メートル、上空3メートルの樋の部分をこちらを見ながらちょこちょこと動き続け、なかなか立ち去ってくれません。

まあいいんです。

いいんですよ「何もしてこない」ならば。

ただ、私。大人になってからKさんのお仲間たちに計4度も襲撃を受けてる身なんです。

ですから、「もしやKさん。襲ってこないよなあ」と後方に『脅威』を抱えたままで過ごすのは非常にツラくて、無視も1時間が限界でした。

さあ、この状況をどうしよう?と。

後方の『不法侵入者』を追い払うには「放水する」などの強行手段もあったのでしょうが、過去のトラウマからその選択肢は排除されました。

そして無難な「対話路線」を選んだ私は、恐る恐る後方を振り向き、Kさんに話しかけました。

「すいませんが、かれこれ1時間になりますのでお引き取り願えませんかね?」

私の「(あらゆる意味で)下からの」声かけに、キョトンとした目でこちらを見返してきたKさん。

「おっ!これはこちらの願いを聞き入れて帰ってくれるかも?」との淡い希望を持ち、近づく私。

ところが・・・。

何を思ったか、Kさんはやにわにそのくちばしで私の頭へ向け「知るかよ!」とばかりに、ゴミを振りかけてきたのでした(ゆっくり落ちてきたので避けられはしましたが)。

『不法投棄』の証拠品

「マジかあ😖」

私はまさかの不意打ちに面食らいました。

が、「問題解決には対話路線続行だ」と沸き立つ怒りを必死に抑えながら、私は諦めず再び目の前の『不法投棄犯』に優しく

『不法投棄』容疑者Kさん

「わかりましたよ。ここに居てくださっても構いませんから、蹴ったりだけはやめてくださいねえ」と声かけし直しました。

そして、ポストへと戻り仕事を再開しました。

すると数分後、静かに『不法侵入者』は去っていきました。

「ああ、怖かった~」

ようやく『脅威』が立ち去り、私はホッと胸を撫で下ろしたのでした。

「今朝の恐怖」を伝えたくて仕方がない私は、帰宅後すぐにママのもとに向かいました。

私「(ことの顛末を話した後)しかし災難だったよ~」

ママ「ハハハ。でも、蹴られたわけでもないし、ゴミも避けられたんでしょ?」

私「うん。まあそうだけど、カラスとはだいぶ相性悪いよね」

ママ「そう?でもさあ。『ヤタガラスは幸運を運んでくる導きの神』なんて言うから、パパに幸運を運んでくれたって思えばいいんじゃんか」

私「なるほどねえ(二本足の彼は『ヤタガラス』では確実にないが、確かにものは考えようだよな)」

「とんだ災難」を話すつもりが、ママの前向きなものの捉え方で『恐怖』が『幸運』へと変わりました。

彼女のこういうとこ、ホント好き🩷

今回のカラスさんといい、ちょっと前のハトさんといい、

さらにそのまたちょっと前の蝶々さんといい、

某マーライオン氏といい、

私には「ありとあらゆる生物を呼び寄せてしまう」スペックでもあるんですかねえ?

でも鳥もマーライオンも怖いし、このスペックは要らないなあ。

いやいや、言い方が悪いな。

ママを見習って、言い直そう。

私には「ありとあらゆる生物を癒し、惹き付けてやまない」マイナスイオン的な魅力があるんでしょうかねえ?

うん、いい感じだ。

しっかし、今日も「某Kさん」は現れたりするんですかねえ?なんとなく『ロックオン』された気がするんだよなあ。怖~い。

改めて言わせてください。

ありとあらゆる生物の皆さん。

私はただあなた方と仲良くしたいだけなのです!

ホント危害だけは加えないでくださいませ🙇‍♂️


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