ダメ!「おらおら」自転車
「うそーん!」
そんな心の声が脳内に響きわたるんですよ。
本日はそんな「警備現場からの生の声」をお送りしたいと思います。
現在、我々の現場(恐らく他の現場も)でかなり苦慮している案件のうちの一つが「自転車の無法(あえて『違法』ではなく『無法』と呼ばせていただきます)運転」になります。
もう、非常~に酷いんですよ。
具体的に言いますと、
①信号無視
②携帯電話orイヤホンを使用しながらの運転
③歩道を徐行せずに爆走
④突然の謎な進路変更(歩道⇒車道、車道⇒歩道)
などです。
私も随分「ヒヤッと」させられています。
仕事ですから、歩行者とルールを守ってくれている自転車の方々は責任を持って誘導させていただきます。
ただ、私たち警備員は目の前の信号が青になっている限られた時間の中で『歩行者優先』を徹底しつつ車の出し入れをしていますから、①~④の『無法自転車』の動きまでは正直目が届きにくく、手が回り切らない部分がどうしても出てくるんですよね。
実際私たちの現場でも、前述のような自転車に対して誘導棒を使ってのわかりやすいアクションや声掛けなどの対策をとってはいますが、なかなかスピードを落としたり、止まってくれたりはしていただけない現状なんです。
ですので、我々は「自転車は基本スピードは落とさず、止まらない」という認識のもと誘導を行うことになります。
でもこれって、厳密にいうとおかしいんですよね。
③の行為をされている方々は、さも「歩道を走る自転車は『歩行者扱い』です」という免罪符を持っているかのごとくのフルスピードです。
でも、自転車は実は『軽車両』なんですね。
自転車が歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければいけないルールがあるんです。
これは切実に守っていただきたいです。
先日、そんな悩める我々警備員に朗報がありました。
前述したような自転車の違法行為に対する罰則が強化されたんです。
その『実効性』に関してはまだまだこれからでなんでしょうが、まずは形から入るのも非常に重要だと感じます。
そしてそれよりもっと大事なのが、自転車を運転する方々が情報のみでなく「運転にあたっての心構え」のアップデートをしていただくことだと思っています。
そうは言っても中には、
「なんのはなしですか?私は一刻も早く目的地に着きたいんですが」
とおっしゃるような方もいらっしゃるかもしれません。
でも、その『一刻』って『命』より大事です?
そんなことはないはずですよね😀
我々が職務に全力を尽くすのは、大前提の当たり前です。
その上でこの文章を読んで「ハッとした」方におかれましては、是非今日から歩道を自転車で走行する際のスピードを今よりゆるめていただけると嬉しいです。
ダメ!「おらおら」自転車。
みんなで「安全で快適な街」を作っていけたら最高ですね😊
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