AIに聞いてみた【7.AIは漫画を描ける？その可能性と限界】
シリーズ7回目は、AIに漫画が描けるのか聞いてみました。
2023年にAIを活用した『ブラック・ジャック』の新作が発表され、大きな話題を呼びました。
あれから1年。
AI技術はさらに進化し、多くの分野で活用されています。
そもそも、何故『AIに漫画が描けるのか』を聞いたのかというと……。
kindleで色々な本を読むのが好きなのですが、最近色々と学ぶのにマンガ解説の本を読んだときです。
個人系の本だったのですが、使われている画像が全て生成AIみたいなんです。
なるほど。そういうことも出来るよな－。と思っていたのですが、数ページでギブアップ。
内容が一切頭に入ってこないんです。
これは何でかな？と思ってAIに質問してみました。
漫画とは何か？簡単に解説！
漫画は日本発祥の文化であり、絵とテキストを使った視覚的な表現で物語や情報を伝える媒体です。
漫画の基本構造
漫画はコマ割りを利用して物語を展開し、キャラクターの表情や動き、セリフを通じて感情や状況を伝えます。絵とテキストが連携し、読者に視覚的にストーリーを楽しませるのが特徴です。
多彩なジャンルと読者層
漫画には少年漫画、少女漫画、SF、ホラー、ギャグなど多彩なジャンルがあり、幅広い年齢層や興味に対応した作品が揃っています。各ジャンルごとにテーマや描き方が異なるため、読者は自分の好みに合った作品を楽しめます。
まとめ
漫画は、絵と文字を効果的に使いながら、読者を物語の世界に引き込む力を持った魅力的な表現形式です。ジャンルの多様性やキャラクターの魅力、そして読者との密接な関係性が、日本発の漫画文化を世界中で愛される理由となっています。
AIは漫画を描ける？その可能性と限界
漫画制作にAIを活用する流れが広がりつつあります。ここでは、AIがどのように漫画を描くのか、その役割や課題について解説します。
AIと漫画制作：その可能性と課題
AIは漫画制作において大きな可能性を秘めていますが、全てを自動化するには限界があります。以下に、AIの活用方法と課題を簡単にまとめました。
AIの活用ポイント
絵の生成
AIはキャラクターや背景を指示通りに描くことが可能です。これにより、漫画制作の効率を向上できます。コマ割りやストーリーボードの提案
物語の流れに応じたコマ割りやシーン構成のアイデアをAIが提案することも可能です。セリフやストーリーの作成
AIはキャラクターのセリフや物語の展開を生成できます。プロット作りの補助として活用できます。「アシスタント」としての役割
AIは背景描画やラフスケッチの制作、アイデア出しなど、補助的な役割で人間をサポートします。
AI漫画制作の課題
一貫性の維持：キャラクターのデザインや背景の統一には人間の調整が必要です。
感情表現の深み：キャラクターの内面や感情を繊細に描くには人間の感性が欠かせません。
まとめ
AIは、漫画制作の効率を高める「頼れるアシスタント」です。ただし、物語の深みや感情表現など、創造性が求められる部分は人間が担う必要があります。AIと人間が協力することで、より魅力的な漫画制作が可能になるでしょう。
以上がAIの答えです。
何故、自分がギブアップしたのか。
登場人物は3人
上司（問題提起する人物）
部下（Q:クエスチョン）
先生（A:アンサー）
これは教える系の漫画などでよくあるパターンですね。
ですが、画像が全部生成AIなのでコマ毎に入るキャラが微妙に違う！
服装・髪型・顔のパーツ・キャラの色。
その為、脳が『全員別人』と認識していたわけです。
そうなると、もう大変。キャラの差分が気になってセリフが一切入ってこない。
フルカラーなので、脳が
『こんな情報過多で内容入ってくるかぁ！！』
と、ブチ切れたわけですね。
多分、白黒だったらまだ読めたかもしれない…。
はっきり言って、シンプルに同じ作者のフリーイラストやアイコンで漫画にした方がマシ。なんならアスキーアート(AA)でも良い。もう棒人間でも良い。
統一性って大事なんだなって思いました。
例えば、いらすとやのイラストで動画作成して投稿している人とか居ますよね。
登場人物から背景まで全部『いらすとや』を使用して
「君さぁ。仕事の速度遅くない？もう少しなんとかならないの」
「はい、すみません。終わらせてきます…」
「そんな君にオススメのノウハウがあるよ！」
「先生のお陰でスキルアップだ！」
みたいな感じで統一感があると平気なんです。
「君さぁ。仕事の速度遅くない？もう少しなんとかならないの」
「はい、すみません。終わらせてきます…」
「そんな君にオススメのノウハウがあるよ！」
「先生のお陰でスキルアップだ！」
上記のイラスト3枚でも、描き方、髪型や小物等が違います。
これはちょっとつらい。2～3コマならいけますが、10ページ近く続くと無理。脳が勝手に間違い探し始めるの…。
この場合、背景は同じなのでマシなのですが、読んだ本は背景も違うタッチだったので脳が拒否しました。
もちろん、気になった本は、キャラを切り抜いて各コマに配置されてそれっぽい見た目です。
ですが、登場人物が全部別人に見えてしまう。
世界線が違う同一人物（たまに別人）が各コマにいるようなかんじですかね。
『はぁ？なんだコレ、漫画読んだことないんか？侮辱してんのか！！』
とまでは流石に思いませんでしたが、もやっとしてしまったので質問してみたわけです。
やはり、創作でのAI活用は叩き台として使用し、人の手で整合性を取らないとまだまだ齟齬が出てしまいます。
数年後はどうなっているでしょうか。ちょっと楽しみでもあり、怖かったりもします。
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