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凡人だっていいじゃないかvol.6「ある凡人の生涯」(前編)
一応ストレートで学生生活を卒業し22歳で無事社会人になりました。
それなりの大手その他製造業で三年半努めて離職しました。
その後地元中小その他製造業に転職しまして既に35年が過ぎました。
昨年定年退職を迎えましたので無事卒業まで行けたんですね。
途中紆余曲折ありましたが、若い時に今の生活は想定していまでした。
希望していた人生とは違いますが、ではどのような生き方を望んでいたのかとなれば不明確です、夢も希望も目標もなかったのではないかと思います。
そうなのです、上手くいったとかいかないを論ずる以前のお話であります。
本当にどこで道を踏み外してしまったんでしょうか、と言う前に何も考えず
その場その時を切り抜けてきただけなので仕方ないと思います。
今振り返ってみたら本当にこうなってしまったのは必然だったのでしょう。
少なくても今もって「ではどんな生き方をしてきたらよかったのか?」分かりませんので結局どうにもならなかったということです。
本当に情けない限りです、その昔の20代、30代は血気盛んで一生懸命頑張って努力を続けていたら間違い無晩年運で第二人生はホクホク?
なんて全く根拠のない思い込みがありましたが、今はもうそんな幻想はみません。
と言いますか今もってこれから先が見通せないのですからどうにもなりません、それが凡人の証明です、生まれてこの方ずっと凡人だったワケです。
脱凡人を目指し色んなことに挑戦したり手を尽くし手は来ましたが結局何も変わらない普通の人の人生を歩んでいました、この先はどうなるのか?
間違いなく生きて来た中では分岐点がいくつかありました、そこでの選択を
間違わなかったなら違った人生になっていたかも知れませんがね・・・?
【後編に続く】