名作劇場「童話の世界から:海外編」vol.18『ライオン・キング』(ディズニー)
(The Lion King)は、1994年6月24日に全米で公開されたディズニーによる長編アニメーション映画。32番目のディズニーアニメーション作品。
1994年に公開されると瞬く間に人気を博した本作。その興行収入は約9.8億ドルを記録し、公開から約30年経った現在でも、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品において『アナと雪の女王2』
『アナと雪の女王』『ズートピア』に次ぐ4番目の好成績を残しています。
【あらすじ(エンタミートより)】
舞台となるのはサバンナの王国・プライドランド。偉大な王である雄
ライオンのムファサと、その妻である雌ライオンのサラビの間に生まれた、
王子シンバの誕生の儀式が行われるところから物語が始まります。
その後すくすくと成長したシンバは、好奇心旺盛でやんちゃな男の子になっていました。
ある日、シンバは叔父にあたるムファサの弟・スカーから、「ゾウの墓場」
について聞かされます。
「ゾウの墓場」にはライオンの敵であるハイエナが待ち伏せをしており、危険な状況に陥ってしまいます。そこへ助けに現れたムファサによって、シンバたちは難を逃れました。
ムファサの登場によって逃げ出したハイエナたちのもとに、一匹のライオンの影が忍び寄ります。影の正体はスカーでした。
実はハイエナたちにシンバを襲わせたのは、スカーだったのです。
スカーはムファサとシンバがいるせいで王位に就くことができず、彼らを妬んでいました。
後日、スカーはシンバをムファサからの贈り物があると言って谷底に呼び出します。そこで待っていろと言ってシンバを置き去りにしたスカーは、ハイエナたちに合図を送りました。
カーに指示されたハイエナたちはヌーの群れに襲いかかります。
ハイエナの襲撃に驚いたヌーの群れは暴走し、谷底をもの凄い勢いで突進していきます。シンバはヌーの群れがやってくるのに気が付き、間一髪のところで木の枝に登りました。
離れた所にいたムファサのもとに現れ、シンバが谷底にいることを伝えるスカー。ムファサはシンバを助けるため一目散に谷底に向かうのでした。
谷底に着いたムファサは、なんとかしてシンバを助け出します。
危うい場面こそありましたが、ムファサも崖にしがみつき助かったかに思えた瞬間、その先にいたのはスカーでした。
スカーはムファサの両手に爪を立て、崖から落としました。
スカーはムファサとシンバが死んだと伝え、プライドランドの王となることを宣言。
果たしてシンバは、自分の過去と向き合い、スカーからプライド・ランド
を取り戻すことができるのか?
【童話「ライオン・キング」が教える教訓】
過去や現実と向き合うことで自分自身を取り戻すことの大切さを伝えようとしている、自分は何者なのかを知る。
甘やかして育てるのではなく、失敗したときにはちゃんと叱る、生きる上で教えるべきことはしっかり教える、そして何より自分を犠牲にしてまで息子を守ろうとする
世の父親に対するメッセージ!
【その他】
「思い出せ。自分は何者なのか。」
「人は生まれながらに使命を授かっている」
「使命から忘れて逃げると楽しさはあるが充実感がない」
「許すこと」
父親の役割は分かっているつもりでも現実は何も分かっていない、父親の前に自分は何者なのか、どのような使命をもって生きているのか?
アニメからでも学べるべき点は多くあります!