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名作劇場「童話の世界から:海外編」vol.19『くまのプーさん』(ディズニー)

1926年に発表されたA・A・ミルンの児童小説。クマのぬいぐるみでハチミツ好きの「プー」と、森の仲間たちとの日常が10のエピソードによって描かれている。

1960年代からはディズニーによって一連のくまのプーさんシリーズのアニメーションが作られ、原作の知名度に大きく貢献した。
日本では「くまのプーさん」の表記が作品・キャラクター双方で用いられている。


【あらすじ(Disney公式より)】
プーさんは100エーカーの森に住んでいるくまのぬいぐるみ。
食いしんぼうでいつもお腹がグーグー鳴っています。
クリストファー・ロビンや森の仲間、ピグレットやティガー、ラビット
たちと大好きなはちみつを手に入れるため旅に出たり、ランピーやモモ
ンガを探しに行ったり、いつも楽しい冒険をしています。

『クマのプーさん』(1926年)
第1章 風船で空を飛ぶ
第2章 ウサギの穴にはまって出られなくなる
第4章 イーヨーがしっぽを無くす
第5章 ヘファランプを探す
第6章 イーヨーの誕生日
第7章 カンガとルー現る
第8章 プー、ノースポールを発見する
第9章 プー、親友を助ける
第10章 プーの祝賀会

『プー横丁にたった家』(1928年)
第1章 プー横丁に家をたてる
第2章 虎の子ティガー現る
第3章 ヘファランプに遭遇する
第4章 ティガー、木に登る
第5章 クリストファーの家の貼り紙
第6章 イーヨーとティガーが言い争う
第7章 ティガーにお灸をすえる
第8章 ピグレット、大活躍する
第9章 ピグレット、勇気を出す
第10章 学校へ通うようになったクリストファーは、


【童話「くまのプーさん」が教える教訓】
人生は夢のよう。川の流れのよう。いろいろ考え、急いだりしたら 
心も曇って、心配だらけだから 目覚めて、ただ、「今、ここ」にいる。
そしたら心は平和、穏やかで澄んでる。

何もしなくても「今、ここ」にいる事だけでいい、と自己肯定の気持ちが
生まれてくるからだ。とてもシンプルな考え方なのに、仕事や日々の生活、
人間関係などで考えることが多い我ら人間にとっては心に響く詩だと思う。
たまには「何もしない」「何も考えない」事が大切なのだと気付かされる。


【その他】
今や「クマ」は天敵の害獣と認知され嫌われ者、恐ろしい獣として捉えられていますが、キャラ的にはメチャ愛され者なのですが・・・。
動物のぬいぐるみ人気度から言えば間違いなくベスト5内のはずです。
テディベアなんて言ったら物凄い人気ですから・・・。
不思議な動物です、きっとアニメの中やぬいぐるみではOKですが、現物は
野生であれば恐れるべき生き物であるってことですね。
人間だって同じです、衣食住が足りて貧困で飢えていなければ優しくなれるんです。

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