裁判員体験記4(裁判の流れ~冒頭陳述)
【裁判の流れ】
冒頭手続(法廷)
被告人の確認(人定質問)
検察官が起訴状を朗読する
被告人と弁護人から起訴状に対する言い分を聞く(意見陳述)
審理(法廷)
1.証拠調べ手続
検察官・弁護人が証拠により証明しようとする事実を説明(冒頭陳述)
検察官や弁護人が提出した凶器などの物や書類を取調べ,証人や被告人に
対する質問を行う(証拠調べ)
2.弁論手続
検察官が事実関係や法律的問題などの意見を述べる(論告)
検察官が被告人に与えるべきと考える刑を述べる(求刑)
弁護人が事実関係や法律的問題などの意見を述べる(弁論)
被告人が意見を述べる(最終陳述)
評議(評議室)
裁判員と裁判官が話し合い,有罪か無罪か,有罪の場合にはどのような刑にするか決める。
判決手続(法廷)
裁判官が評議の結果に基づき,被告人に判決を言い渡す。
説明&法廷見学も済、今回の事件の概要を説明していただき本番へ・・・。
まず入廷の時、スタート前にマスコミによる法定写真撮影があり裁判長&裁判官2名は先に入廷し撮影に応じていました、良くあるTVや新聞等で見る写真。
傍聴席より裁判官席を撮る、検察や弁護も写るように、裁判員はバックヤードで待機。
時には法廷画家が来てイラストを描くみたいです~これもTVではお馴染みかな?
そしていよいよ初正式入廷・・・バックヤードで一旦出番を待ち、声がかかってから裁判官と共に入廷、そして所定の席に、全員起立、礼の後着席。
法廷内には検察2名、弁護2名、被告1名、そして傍聴席にもチラホラ人影が・・・。
最初に各々の紹介があり、また本裁判の注意事項が告げられした。
被告の名前は公表されていますが、被害者はA、B、Cさんと呼ばれ、目撃証人スタートは、検察官が起訴状を朗読するところから、いよいよ開廷中中々落ち着きません、特別な緊張はなくても慣れない場に落ち着かず。
その後、被告人と弁護人から起訴状に対する言い分を聞く(意見陳述)が行われました。
何とも異様な雰囲気?・・・これがリアルな裁判なのですね!