嘱託社員のホンネとタテマエ「拝啓、年下の上司殿」(後編)
そういえばかつての上司殿たちが定年後の自分のことを何と呼んだか、いやどんな扱いをしてくれたでしょうかと思うと結局個々人次第ですよね。
正解も不正解もありませんが相手をリスペクトする気持ちは大切です。
ホンネの部分では色々難しいですよね、だって「××君が今や課長とは人材
不足もここまで来たのか?」と嘆きたくなってしまうこともあります(笑)
チーム内で消去法を取っていったら仕方なくA君が残ってリーダー?
別にそのプロセスはどうでも良いのです、肩書なんてなんとでもなるので
大切なのは付いた称号に恥じないように自分を高めていくことです。
普通は実力があるから昇進していくのではなく、昇進したからその役にふさわしい変身が出来るものです、ヤドカリが自分の貝を更新して行くようにどんどん新しい枠組を取り変えていくべきです。
普通は最初情けないと感じていても数年も経てば立派になるものです。
小学生になった時にはランドセルに圧倒されていたのが3~4年生にでもなれば立派に道具として使いこなしている~そんな成長です。
シニアが呼び方や取扱いに困っているのと同時に若きリーダーたち迷っていたりしますよね、だからお互いさまの関係でいかに楽しく過ごしていくか?
下手な扱いをすれば自分が嘱託になった時イジメを受けるかも知れません。
歴史は繰り返していますので変な息抜きをしないよう、常に真摯に誠実なお付き合いをしていくことが大事です。
かつて上昇志向が強く肩書大好き人間がおりまして、遂に念願かなって新しく部に格上げになり部長に昇進した課長さんがおりましたが、結局余り意味がないのとマネージメントも今一だったので数年で課に格下げ・・・。
せっかく得たチャンスをものにできなかった理由は何なのか、よく考えて色んな仲間、先輩後輩&同僚も巻き込んで用意周到に生きていかないと世の中甘くはないですから、人付き合いを大切に、その基本は相手を何と呼ぶかです、気持ちを込めてしっかりフォローを!
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