個性と生き方
YouTubeを見ていたら、考えさせられる動画が出てきた。
感想と考察を書き留める。
私は昔から読書が好きだ。
故にこの先生の名前は知っていた。
養老孟司
『バカの壁』の著者である。
(昔読んだが、内容は忘れた。)
養老孟司先生はYouTubeをやられている。
そこで面白い事を言っていた。
「個性の裏は自分は変わらないということ」
なるほど?
いや頭を使わないとこの言葉は読み解けない。
社会人になってからというもの、個性を潰されていた気がする。
そういえば、日本の教育や世間というのは個性を潰したり求めたりしているのでは?
と思った。
幼稚園は個性を育み
小中高生は個性を矯正される
大学生は個性を求められ
社会人は個性を潰される
というのが持論だ。
幼稚園は
子供であるだけで可愛い可愛いと言われ我儘も おてんば と言い換えられるほど可愛がられる。
個性が認められるのである。
小中高生は
社会に出た時の模擬練習として集団での生活が強いられる。故に逸脱した行動はもちろんだが、日本人特有の空気を読む事ができなければ排除される。いわば集団で生活するにあたって個性が矯正される。矯正の中には無くなってしまう個性もあると思う。
大学生は
個性が求められる。大学生あるあるなのかもしれないが、面白い奴がカッコいいみたいな風習がある。また就活では「あなたの個性は何ですか?」と聞かれる程、個性が求められるのだ。
社会人は
様々な生き方がある。故に100%の人が個性が潰れるとは思っていない。
私の個性は
人には曲げられない所。
頑固という事だ。
私の個性は分かりやすい。
何故かというと
嫌な事は体調に出るから。
噛み砕いていうと、嫌な事をある一定続けると精神の病がでてきてしまう。
自分では制御できないのが難点だが、ある種分かりやすい。
世間では甘えだという声が今にも聞こえてきそうだ。どうとでも言ってくれ(笑)
しかし、この個性は生きていく上で私が死ぬ時に後悔しないようにしてくれている気がする。
この難儀な個性にも感謝して生きていこうと思う。