長年の書道教室を辞める決断

「書道バッグが歩いてる！」
そう言われた私の幼少期から
習っている書道の先生

習い始めは自発的ではなく…

父は上手

母は父より綺麗な字が書けず

そのコンプレックスから
私に習わせた…と思う

小4くらいがMAXで頑張り
中学受験前はお休み

以降
ゆるゆる辞めない程度に通う程度

親もなくなり
私の人生で一番古くからのお付き合いのある先生

心の拠り所

転居で郵送だけのやり取りに

大学か社会人からは
年1回行くか行かないか…

しかも伺っても書かず
先生の奥様が出してくださる
お茶を頂きに

書道と関係ないお喋りばかり

そして東京に転居してから
ほぼ行かず…

またまた関西に転居となり
子供が習い始め
私も年数回書くのも復活

…したのも束の間
また東京に転居
郵送のやりとりに

通信教育専門ではないが
一言は書いてくださり
ご返送くださる

でも私レベルでは
分からないことだらけ

動画もお願いしてみたけれど
乗り気になられず…

聞けないこと多数…

結局3人の先生に

私も昨年知った
「書写技能検定」
ご存じない先生だった

試験を制するには
専門の先生！

しかも私の大好きな字形！

ということで
東京で違う先生を見つけ
月2回通い始めた

受ける級が上級になるに従い
月2回だけでは不足…
＋オンラインの先生も！！

こちらも大好きな字形！

お稽古で複数の先生に習うのは
道のつくのだと特に無礼

とも言われているが
目的がそれぞれ違う
違う先生に習っていて受検の話をし
受け入れていただいた

でも最初の長年先生にだけは言えなかった

ふとコスパを考えると…

子供が生まれると
コスパ重視でモノを見てしまう

書道
これからペイ出来るとは思えず

長年の先生は
芸術系
今どうも理解できず
それ以前に極めたいとも思えず

また毎月の競書
もう昇段試験が無いと上がらない段階に

年1回
有料の昇段試験

今まで上がらなかったことが無い
それも疑問に

=私の今の「段位」は
 お金で買ったもの

書道歴だけは長いから

モヤモヤさようなら！その分ヤリます！

親のような存在の先生
サンクコストなどなどで
ずっと辞める決断できなかった

でも私の目標は
・サラサラとお手紙を美文字で書きたい
・綺麗な字でサインがしたい
・我が子にキレイな字を教えたい

いわゆる「実用の書」

大筆は…
芸術系は…
ある団体の師範資格は…

無駄にはならない！と続けていても…
時間は有限

とうとう長年の先生にお別れの決断に

＊

書は芸術だぁ！
いつか岡本太郎バリに叫んでいるかもしれない
それもまた楽しみ

毎月の競書なくなった分
「一応」頑張っています

書写検定まで残り17日