広島へ【旅記録】
旅の発端
厳島神社と福山の江雪像を見に行きたかった。
一日目
①千光寺
広島市に行く途中で立ち寄る。
山の上にあるだけあって、景色が最高。
道中、様々な文人の碑があり、登るのも下るのも楽しかった。
鎖で石鎚山に登ることができ、2メートルくらいの岩を二つ三つほど登れば、更なる絶景を見ることができる。
こういうのを一度挑戦してみたくて意を決して登ったんですが、過酷だった。動きづらいズボンを履いていたために、何度か死が頭を過った。戻る方法がないため、一度登りはじめたら、最後まで登りきらないといけない。頂上に着いたときには足がガクガクだったが、無事に登りきれて安心した。帰り道に手足を見たところ、擦りむいたり大きな痣があったりしたのに痛みが全くなく、よほど必死になるあまり、感覚が麻痺していたんだろう。今後、向こう見ずなことはやめようと反省した。
②大和ミュージアム
戦艦大和やその他軍艦について、知ることができるミュージアム。
時間が足りなくて展示は流し見るのが精一杯だったので、また機会があれば訪れたい。
③てつのくじら館
本物の潜水艦の中に入ることができる博物館。こちらもあまり時間がなくて、展示はささっと見て終わってしまった。潜水艦の中は想像よりも狭く、任務に従事する人々の忍耐と苦労が忍ばれた。
④広島城
天守閣から広島市を一望することができる。
広島市内は路面電車が走っているので、移動が楽しくて良い。
二日目
早起きして路面電車とフェリーで宮島を目指す。
①厳島神社
観光客が多いこと!
宮島は修学旅行以来だが、記憶と変わらぬ姿を見せてくれた。修学旅行では満潮頃だったので、今回は潮が引いた頃が見られてラッキーだった。
②豊国神社(千畳閣)
厳島神社近くにある神社。秀吉が建築を命じたが、どうやら未完成のままらしい。とはいえ、広々とした空間は晴れ晴れとして気持ちが良く、人波に疲れた身に染み入る静けさが心地よい。
③大願寺
散歩がてら、見かけたお寺にお参り。
本堂だけでなく、龍神様にも手を合わせてきました。
④大聖院
坂道を登って大聖院へ。
ここはまさしく仏教のテーマパークと言ってもいいくらい充実したお寺だった。四国八十八ヶ所のお砂道場、魔尼車や数珠回し、ねがい玉。様々なものがあって、巡っていてくのが楽しかった。
⑤宮島で飲み食いしたもの
⑥福山駅
フェリーと電車と新幹線を乗り継いで、ふくやま市へ。
⑦江雪左文字像
⑧ふくやま文学館
井伏鱒二の出身地であることから、常設展では井伏鱒二の生涯や人柄、作品についてを知ることができた。横光利一が好きな関係でそれなりに井伏鱒二についても知っているつもり(横光と井伏は同い年)だったが、さらに詳しく学ぶことができて面白かったで。
企画展の影響で子連れの方が多く、企画展示室はちょっと肩身が狭かった。しかしながら、文学館が賑わっているのは嬉しかった。
⑨アサヒ喫茶
ふくやま美術館内にあるカフェで一休み。
店内から見える庭と城の風景が良い。すっきりとした甘さのケーキで回復。
⑩福山城博物館
福山の歴史から体験型コーナーまで大変充実した展示内容の施設だった。時間がなく、体験は火縄銃体験などはできたかったのが本当に残念。
帰宅
時間に追われた旅だったけど、行きたいところはすべて行くことができたので満足。次に行くなら宮島でもみじ饅頭食べ比べがしたい!