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スナップシューターのたのしみ方 3rd

理由は、ほぼない(ある)

情報を見た瞬間に購入を決めた、GR III Diary Edition!
ガジェットを買う時にあれこれ悩む場合は大抵本当に欲しいものではなくて、本当に欲しいものはさほど悩まずに買ってしまうものなのだ。
情報を目にした瞬間、自分の中で既に買うことが決まっている。

何が好きって、まずDiary Editionのコンセプト!

毎日の何気ないシーンの写真を積み上げると、日々の生活の細やかな心の機微の記録として、その人だけの物語が見えてくるように思えます。それは文学に例えたら「私小説」や「随筆」、「エッセイ」になるのではないかと思います。

GR III Diary Editionについて Part 1

私小説とかエッセイとか、刺さった。表現が。
常々「生活を切り取る」ということを意識して写真を撮っている自分にとって、都市を切り取るというよりは生活を切り取るという表現がしっくりきたのだった。

MNG…

ガジェットの楽しみとは。

第一に、購入の瞬間。
たっかい買い物がワンクリックするだけで済んでしまう現代社会が恐ろしいとすら感じる。
ボタンを押した瞬間に感じる「買っちゃったー!」感がたまらない。

第二に開封。
GRのSpecial Limited Kitはどのシリーズでも箱のロゴが箔押しなんです。
箔押しですよ、箔押し。贅沢すぎる。うーん、たまらん。
厳重な包みをひとつずつ剥がして本質に近づいていく過程から既に楽しい。宝探しみたいな感じ。

第三、対面そしてハンズオン。
色が!すごい!素敵!温かみを感じるウォームグレーのボディとダークブラウンのグリップ、機械感のある無機質なシルバーリングキャップ。
前述のブログの中でも「生活環境に違和感なく溶け込み…」という表現があったけれど、確かにこれは違和感ない。黒一色もそれはそれでかっこいいのだが、なんとなく心が緩まるようなやさしさがある気がする。
そしてしばらく3xを使っていたので、久々に28mmの画角!懐かしい…のか…?(追記:実際触ってみたらめちゃくちゃ懐かしい感覚でした)
GR3xを買った時に書いた記事ではさんざん28mmに対して未練たらたらだったわけだが(恥ずかしい)、やっぱり28mmの余白ってさいこー!

ファンとしてどうなの?

さて、知人に問題提示をされた。
というのが「コンセプトが違う割に外装くらいしか違わないのはGRファンとしてはどうなん?」という。
私の出した答えとしては、こんな感じ。

3から3xになったときも、スペックや外装は変わらず、焦点距離の違いのみだった。購入動機として焦点距離の違いは大きいし新鮮味のあるものだったし、それはそれでもちろん大事だと思う。
しかし28mmはGRシリーズの原点だと思うし、そこに立ち戻ってくれたことはファンとして嬉しいなと思う。
新しいイメコンの追加も面白い要素だと思う。都市から生活という視点の変化を題材にして、今までとは全く違うカラーリングを見せてくれたのは素直に喜べる。(今までのeditionシリーズは、素材こそ違えど色味に大幅な変化はなかったと個人的には思っている)
GRというのは今の時点で生活を切り取るというコンセプトに最適化しているわけで、だから操作性やスペック以外でコンセプトを押し出すとしたら外装という点からなのかなと。

返信した内容をそっくりそのまま載せてみた。
実際この通りだなとは思っていて、気持ちよくお金を払いたいと思わせてくれるプロダクトであった。

ファームウェアについて

今回のファームウェアアプデについてはさらっと。

ネガフィルム調
→遊び要素が増えて面白い。うれしい。
終了画面の総撮影枚数
→なんかよくわからん表示が増えた。可も不可もなく。
ImageSyncからの電源OFFができるように
→カメラを出さずに転送・電源オンオフできるのは便利だが、バッテリーの減りが早くなりそうなので今のところ出番なし。

作例


結論

やっぱり私は28mmの余白を愛している!以上!原点回帰!
皆々様、どうぞたのしいスナップシューターライフを!

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