【鉄道で日本縦断9日目】最南端の鹿児島の枕崎から北海道の稚内まで行ってみた。【札幌〜旭川】
前回の旅の記録はこちら。
これまでの(1〜7日目まで)旅の記録はこちら。
【鉄道で日本縦断7日目】仙台(宮城)〜新青森(青森)
【鉄道で日本縦断6日目】東京(東京)〜仙台(宮城)
【鉄道で日本縦断5日目】名古屋(愛知)〜東京(東京)
【鉄道で日本縦断4日目】岡山(岡山)〜名古屋(愛知)
【鉄道で日本縦断3日目】博多(福岡)〜岡山(岡山)
【鉄道で日本縦断2日目】八代(熊本)〜博多(福岡)
【鉄道で日本縦断1日目】枕崎(鹿児島)〜八代(熊本)
いよいよ旅の行程も残すところ、あとわずか。
9日目の今日は札幌駅から旭川駅までの移動です。
今日で最終ゴールの稚内駅まで行けなくもないのですが、乗り換えの関係で稚内駅に着くのが暗くなってからになってしまうので今日は手前の旭川駅をゴールとすることに。
鉄道旅としては乗り換えもほとんどないので、ちょっと物足りないですが、その分時間もたくさんあるので少し観光をしてみることにしました。
札幌駅周辺を観光
まずは腹ごしらえ。北海道は美味しいものがありすぎて迷っちゃいます。が、今回は前回北海道に来た時に食べられなかったGARAKUのスープカレーへ。
前回、北海道に来た時は真冬でものすごい寒い日でした。
しかも、雪がすごい降ってるし行列も長いしで、「スープカレーを食べる前に凍え死んでしまう!」と思い諦めたんですが、今回は開店前から店の前でスタンバイ。
一番乗りでお店に入る事ができました。
人生初のスープカレー。
スープのようにサラサラしているので味も少し薄めなのかと思いきや、ガツンとしたカレーの旨みと辛さ。
外で冷えた体があっという間にポカポカしてきます。
具材の鶏肉ももっちりジューシーで美味いし、野菜も食べ応えがあって美味い。
あっという間に完食しました。
お腹がふくれたら、腹ごなしのお散歩へ。
さっぽろテレビ塔。
札幌時計台。
北海道庁旧本庁舎。
なんか分からないけど、歴史長そうな薬局。
今まで北海道は真冬にしか来たことなかったけど、雪がない北海道というのも新鮮でいい。
今度は全く真逆の夏とかに来てみようかしら。あ、ラベンダー畑とかも見てみたい。
札幌駅 14:07 〜 大麻駅 14:22(函館本線)
そこそこ歩き回って疲れたので、ここから電車での移動を始めることに。
今日は札幌駅を出発して、旭川駅を目指します。
最初の下車駅は、札幌駅から5駅離れた大麻駅。
うっかり「たいまえき」と読みそうですが、正しい読み方は「おおあさえき」です。
なぜ、ここ大麻駅で下車するかというと、僕が以前沖縄で通っていたSUNABACOというプログラミングスクールの北海道校がここにありまして。
SNSやオンラインコミュニティで他県のスタッフさんや利用者さんとゆるーく交流していたので、是非一度現地を見てみたいと思って寄り道してみました。
実は今回の鉄道旅行では『今まで行ったことないSUNABACOの拠点を巡る』というの裏テーマとして掲げてまして、熊本県の八代と福岡県の博多でもこっそり寄ってました。
全国に拠点があって、その数なんと5箇所。今回の旅でその全部を回るというグランドスラムを達成しました。やった。
(これは旅をしている2022年4月時点で、2024年1月現在はさらに拠点が増えて合計8箇所。また全部巡りたい)
聖地巡礼!ずっと見ていたSUNABACO江別に。
大麻駅から歩いて、SUNABACO江別へ。
今まで見てきた動画やSNSの投稿から「こんなところにあるのかなあ」とふんわり想像していた街並みとは違い、落ち着いた住宅街といったイメージでした。(間違ってたらごめんなさい)
でも、今まで点でしか知らなかった場所が線で繋がっていって、面で感じることができるのは楽しい。
途中の公園には、札幌ではちょっとしか見なかった雪がびっしりと。
嬉しくなって、雪の上をそこそこ歩き回ったのは内緒。
駅から歩くこと15分、ついに最後のSUNABACOの拠点「SUNABACO江別」に到着しました。
僕が通っていたのは沖縄県のコザにあるSUNABACOコザだったのですが、ここ江別はコザの後に出来て動画やSNSでよく活動を見ていたとても印象深いリージョンでした。
生徒さんと講師の皆さんが一体になって盛り上がっている感じがあって、それが羨ましくて「自分たちのいる所も盛り上げよう!」と思った記憶があります。
動画やSNSでは見たことある場所もあれば、初めて見る場所もあり、またSNSだけでは正確に伝わらないその場の熱みたいなものも感じられたり。
オンラインで見ていた場所を生で見られるのは、やっぱりいいですね。
これまでに4つの拠点を見学させてもらいましたが、各拠点に共通のものもありながら、それぞれの個性が出ていて面白かったです。
個人的にワイヤーフレームが飾れているのおしゃれで素敵。
いきなりの訪問にも関わらず、SUNABACO江別の講師「オノちゃん先生」と「かつもん先生」に丁寧にご対応いただきました。
お土産もいただきました!ありがとうございます。
江別産の小麦100%のえべチュンら〜めん。ずっと食べてみたいと思っていたので嬉しい。
今回は旅の行程で寄っただけなので、ゆっくりは見られなかったので、こちらもいつかゆっくり来たい。
大麻駅 16:23 〜 岩見沢駅 16:48(函館本線)
さて、今回の旅の裏テーマ『全国のSUNABACOを巡る』も達成したので、ここからは再び鉄道旅に戻ります。
ここから先は特に立ち寄りたい場所もないので、ひたすら今日のゴール旭川駅を目指して移動です。
大麻駅から再び函館本線に乗って、最初の乗り換え駅の岩見沢駅へ。
約30分くらいで岩見沢駅へ到着しました。
駅のホームには馬の木彫りが。何か馬で有名な土地なんでしょうか。
外に出ると、ここも雪がかなり残っていました。札幌ではちょこちょこと見る程度だったのに。
これだけ広大な土地。同じ北海道と一口に言ってもかなり違いそう。
今回は旅の都合上、稚内駅に続く路線しか見られませんが、いつか北海道だけでローカル線を乗り回る旅とかしてみたいですね。
岩見沢駅 17:03 〜旭川駅 18:34(函館本線)
岩見沢駅で乗り換えて旭川駅へ。
ここから旭川駅までも1時間半程度の移動なので、そこまで大変じゃないのですが、電車の数が極端に少ない。
旭川方面の列車は特急電車は複数出てるけど、次の電車は1時間後、タイミングを逃すと2時間後とかになってしまいます。
北海道の電車の乗り換えはここらへんが難しい。
SUNABACO江別の見学をちょっと早めに切り上げててよかった。
普通列車に乗る人は少ないのか、車内はガラガラ。窓際の席を確保して、景色を楽しみながら今日のゴールの旭川駅を目指します。
それにしても外を見ると、ずーっと畑でたまに民家がポツンポツンと。これはお隣さんの家に行くのも大変そう。
旭川駅に到着 18:34
岩見沢駅から移動すること、約1時間半。今日のゴールの旭川駅に到着しました。
北海道はいつも新千歳空港から札幌とか小樽くらいしか行ったことなかったので、旭川の事前情報とか『空港がある』くらいしか知らなかったのだけど、結構栄えているんですね。
さすがターミナル駅。ホームも立派です。
途中、めっちゃ山の中を通るからなめてました。旭川の皆様、すみません。
駅構内にあるコーヒー豆が縦になったみたいな、あのオブジェは一体なんだろう。
ちょっとガンツみがある。駅構内に人がほとんど居らず、ちょっと怖いので近づきませんでした笑
駅の外に出ると、少し雪がちらついていました。
今日の晩御飯はジンギスカン
晩ごはんはどこかそこら辺のお店で簡単に済ませようとも思ってたんですが、初めての旭川でそれはなんか勿体無い気がして街をふらふら。しっかし、全然店が空いていない。
諦めかけてたら、暗闇の中にぽつりとジンギスカン屋を発見。
そういえば、今回の旅ではジンギスカンを食べてない。一人で焼肉屋ってちょっと抵抗あるけど、せっかくなので入ってみることに。
店内に入ると、お客さんは僕一人。
ひゃっほーい、貸切だ。と思ったけど、急に味が心配になってきました。
「このお店、大丈夫か?」と思って調べてみたら、なんと北海道の味付ジンギスカンを代表する老舗だっていうじゃない。
偶然見つけたお店がそんなお店なんてラッキー。
店員のお兄さんのおすすめで、特上ラム・マトンロースと野菜がセットになった食べ比べセットと、コーラを注文。
ここはビールを飲みたいところだけど、お酒を飲んで明日に響くといけないのでグッと我慢です。
美味しいジンギスカン。
沖縄のヤギ汁は食べられないのだけど、ラムやマトンは好きです。
にしても、この鍋のシステムと調理法を最初に考えた人天才ですよねぇ。肉も美味いけど、タレに浸かった野菜も美味いこと美味いこと。
親切にしてくれた店員のお兄さんに「沖縄から電車で旅して、ここまで来たんですよ」と話すと、なんとお兄さんも昔沖縄に住んでいた事があるとのこと!
まさかの北海道のジンギスカン屋で沖縄トークで盛り上がりました笑
美味しいジンギスカンと、思わぬ出会い。お腹も心も満たされました。
本日の宿は『ホテル テトラ 旭川駅前』
というわけで、9日目は北海道の札幌駅から旭川駅までの移動でした。
鉄道旅としてはかなりあっさりした行程でしたが、そのぶん札幌をゆっくり堪能できました。
ジンギスカン美味しかったなぁ。
さて、本日の宿は『ホテル テトラ 旭川駅前』
いよいよ明日はこの旅のゴール稚内駅へ。長かった旅も終わると思うと寂しくなりますね。
疲れて東京あたりで引き返さなくてよかった。ラストラン!楽しんでまいります。
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