
【映画感想文】運命じゃない人
#映画感想文
2005年7月16日公開
※中村靖日さんを偲んで
2005年カンヌ国際映画祭 批評家週間正式出品作品。サスペンスなのに、ハートフル、まったく新しいニッポン的エンターテインメントムービー。監督は本作が劇場用長編デビュー作となる内田けんじ。「WEEKEND BLUES」がPFFアワード2002にて企画賞(TBS)とブリリアント賞(日活)をダブル受賞。第14回PFFスカラシップの権利を獲得し、本作を制作した。出演は、「ジョゼと虎と魚たち」「花とアリス」など多くの日本映画に出演している中村靖日、テレビを中心に活躍中の霧島れいか、「ハッシュ!」「火火」の山中聡、ベテランの山下規介、テレビ、モデル、ラジオと幅広く活躍中の板谷由夏。
内田けんじ監督作品。
「アフタースクール」
「鍵泥棒のメソッド」など
伏線回収の上手い監督です。
中村靖日さん主演
一つの物語を、5人の視点で同じ時間軸で、描いていく話。
私立探偵で宮田の親友でもある神田
元恋人のあゆみ
レストランでナンパした桑田真紀
ヤクザの組長の浅井
主人公の宮田にとって、この4人が起こした行動は繋がっていない。
だから、宮田は
『運命じゃない人』
目に見えるものだけが真実ではなく、
その裏側では自分が知らない事が起きているという事を表していて
同じ時間軸の中で、
こんなことが起きていたら?
最高におもしろい映画です。
あらすじ
典型的なお人好しの冴えないサラリーマン宮田武は、結婚を前提にマンションを購入した矢先、肝心の恋人あゆみに突然去られてしまう。ある晩彼は、親友で私立探偵の神田に呼び出され、とあるレストランへと向かう。神田はいつまでも前の彼女を忘れられない宮田を叱咤すると、その場で宮田のためにと女の子をナンパしてみせる。



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