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2025初。
わたしは地元がきらいです。みんながくちぐちにする実家に帰るのかというこの時期もあまりすきではないのです。地元の有名なものも、土地も、おいしいものもよく知らない、知ろうともしない人間なのです。じゃあなにが詳しいんだといわれると、ちょっと黙っちゃう。知恵も勇気もない、あたまのわるい女です。
ただ書くことだけはすきみたいです。こうやって、パソコンに向かってなにかしら綴っているのですから。読むこともまぁまぁすきみたい。本を読みながら年を越しました。今年は書くに加えて、読む年にしたい。野望だけはあるのです。
いつか、文学賞を企画してみたい。去年からいっていましたが、そのいつか、は近いうちに、としかいいようがありません。わたしが有名になった頃合いに開催したいと思っています。そのためには企画より先に受賞を目指さなくては。
しかし受賞のために書くというのは、どうなのか。わたしたちは文学賞のために小説を書いているわけではないとわかっているはず。誰かのこころに届くように、宇宙を広げているはず。わたしは今年もわたしの宇宙を広げたい。いつかわかってくれる、誰かのために。
世界観を定めて、ぎゅーって一直線。わけわかんないものを書いても、誰かにいいねっていわれるような、そんなやさしい世界にいきたいな。もうすでに前半に発表する作品は託してあるし、これから新しく短編を書く予定だし、大本命の中編は前途多難だけど、いつかきっと、届くと信じて捏ねくりまわす。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年初の更新は、ラジオでなく文章で。なんとなく。
2025.01.03
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