マガジンのカバー画像

記憶より記録

43
今は亡き小学校時代の恩師(認知症を自覚しておられた)が呟いた「記憶より記録だよ」を今更ながら噛み締める伝吉のささやかな足跡録。 (写真:宮城県北部山間と平野を結んだ通称くりでんの…
運営しているクリエイター

記事一覧

【日常】たまには夫婦で思い出巡り

 先週の木曜日(9月12日)、久しぶりに嫁さんと休みがあったので、気分転換と平素の慰労を兼…

53

【日常】初めての帯状疱疹 / とんだ回り道をした話

 朝夕の涼しさと乾いた空気。ここ仙台にも秋が訪れてきたようです。  本日も東奔西走してお…

伝吉_TellGlad
2週間前
62

【記憶より記録】図書館頼み 24' 8月

 酷暑に心底泣かされた今夏。  自身の有様を一言で綴るならば「体調が崩れた夏」といった感…

伝吉_TellGlad
3週間前
64

残暑見舞い『天然かき氷はいかが?』

 残暑お見舞い申し上げます。  何の因果か、今に至って梅雨に逆戻りをしたような湿気と、熱…

伝吉_TellGlad
1か月前
76

【記憶より記録】図書館頼み 24' 7月

 我がアトリエの坪庭の地面から生まれ出た蝉君たちが一斉に鳴き始めました。いよいよ、本格的…

伝吉_TellGlad
1か月前
76

【記憶より記録】図書館頼み 24' 5月

 あっという間に5月が終わろうとしています。って言うことは、あと1ヶ月もすれば上半期が終…

伝吉_TellGlad
3か月前
97

【あの街 この建物】第三話:街の変遷を語る名も無き建物たち

 今回の「あの街 この建物」は、これまで以上にアノニマスな建物について触れていこうと思います。(本稿の写真は、去る記事と同様に、本年2月某日に盛岡市へ出張した折に撮影したものです。)  それでは、昨今話題の盛岡市を舞台にした建物物語にお付き合い下さい。 【お願い】以下に掲載している建物の中には、現行法(建築基準法・条例等)と照合して既存不適格となる場合も想定されますが、本稿はそうした点を論う或いは指摘する目的で記してはおりませんので、心穏やかに観覧して頂ければ幸いです。 

【記憶より記録】図書館頼み 24' 4月

 想像以上に慌ただしく過ぎ去っていった4月。  一瞬にして葉桜になってしまった「今年の桜」…

伝吉_TellGlad
4か月前
104

【記憶より記録】忘れじの山 忘れじの人

 そうでなくても慌ただしい4月。  新生活を始める次男坊の助っ人役を無事に果たし、ほっと…

伝吉_TellGlad
5か月前
97
+1

クラムボンってなんだったっけ?

伝吉_TellGlad
5か月前
81

【記憶より記録】図書館頼み 24' 3月

 忙殺必至の年度末も終わりを迎えようとしております。  とは言え、全てが3月31日に片付くわ…

伝吉_TellGlad
5か月前
63

【記憶より記録】海辺にて・過去と今と未来を繋ぐ日々の祈り

 去る 3月13日 水曜日。  時節をわきまえない雪と雨が、忙しさを増す年度末に一縷の猶予を与…

伝吉_TellGlad
6か月前
134

【記憶より記録】図書館頼み 24' 2月

 二八の月は、商売が低調になりがちと言われていますが、忙しさの点では全く別もの・・・とい…

伝吉_TellGlad
6か月前
91

【あの街 この建物】第二話:海と風に向かう集住の地 出雲崎とその界隈

 北陸地方の魅力を反芻している今日この頃。  今から18年前の春(2006年3月末)。  私は、新潟県から石川県の間に散在する集落に立ち寄りながら、最終目的地である岐阜県の白川郷を目指し、日本海沿いの道をひた走りました。  本稿では、この旅路の中にあって、私の心を捕らえて放さなかった出雲崎の街並みを主として、彼の地ならではの話を交えながら、ゆっくりと回顧していこうと思います。お時間の許す方は、どうぞお付き合い下さい。 第二話:海と風に向かう集住の地 出雲崎とその界隈1:国