小学校就学前の数ヶ月は激動期だった
1年前の今ごろ、息子の小学校の入学に向けて、わたしは相当テンパっていました。
保育園に行きたくなくて玄関で暴れたり、登園後にトラブルになったりすることも多く、小学校に入学したらもっと大変なことになるのではないかと不安でいっぱい。子どもを前にして動悸が始まったこともあります。
不安を和らげるには具体的に行動するしかないと考え、保育園や発達支援センターの先生方とも相談して、安心して就学するために想像できうる手はすべて打ったのではないかと思います。
2年近くお世話になっていた発達支援センターでは、臨床心理士、言語聴覚士、作業療法士の先生方にご支援いただき、保育園や発達支援センターでの様子、各種診断の結果をもとに、小学校での集団生活を送るための対策を一緒に考えていただきました。
息子にとっては、発達支援センターは優しい先生がいて、帰りにお菓子を買ってもらえる楽しい場所だったようですが、それでもよくがんばりました。
発達支援センターと聞くと、ぎょっとされる方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては子育てを全面的に応援してくれる大好きな場所でした。
2年ほど前から、細々と臨床心理学の勉強をしているのですが、発達支援センターで出会った先生方が素敵だったことが大きいです。心理や言語の診断結果を理解して、保育園の先生方にお伝えする上でも、臨床心理学の勉強をしてよかったと思っています。
1年前の今ごろというと、不安感からくる動悸や、就学に向けた各種機関での診断や面談といった怒涛のスケジュールと不安感が思い出されますが、発達支援センターでの包まれるような安心感も思い出され、当時の先生方にまたお会いしたくなりました。
保育園の先生方にも、本当にお世話になりました。どれだけ救われたか分かりません。まだまだ不安だらけの凸凹子育て生活ですが、清々しい顔で子どもと一緒にご挨拶にいきたいです。