お気に入り靴を修理~DIYというかTIM (try it myself)~その1
雨の中出掛けたので、レインブーツを履いていきました。
形も気に入っててサイズもぴったりなので、もう7年くらい履いてる。使いやすい形だから冬なら晴れの日でも履くことがあり、かかとがだいーぶすり減ってたんです。
すり減りが弧を描いてまるで揺り椅子の脚みたいになってるので、カーブの凸面がかかとを刺激するのか、長時間歩くとめちゃくちゃ痛くなってくるのです。
本日、長年の我慢の限界が来て自分で修理することにしました。修理屋さんに出せば良いのだけど、靴の元々の値段がそんなにお高い物でもないし、
なにより、どうしても自分でやってみたくなって。
というわけで、DIY(Do It Yourself)ならぬ、TIM(「命!」ではなくて。)
TRY IT MYSELF!自分でやってみた
手順としては、
写真の既成ゴムパーツを自分の靴のかかとの形に合わせて切り、それをボンドで貼ります。
そして付属の釘を打ちます。
それだけなんですけど…。
パーツを靴の減りの形に合わせるのが、ほんと難しいのよ!!
クロックスの補修のときに痛感したのは、靴底の減りって直線とか平面では無いということ。
当たり前だけどキットに入ってるゴムパーツの面って、平面。
靴とパーツの両方の面の形が合ってないと、強力なボンドを貼ってもはがれやすい。全体重がかかって、歩く衝撃もあるしね。脚の力って結構強い。
前回のクロックスは、結構頑張ってパーツを削って面を合わせて貼り付けたけど、歩いてるうちに取れてどこかに無くしてきた…。泣。
あの、唯一無二のピッタリパーツ作りに使った労力を返せ!と思ったよ。
その辺、苦労したので、今回は剥がれないようにしたいなあ、と。
靴ってほとんど曲線だから、ピッタリ合わせるのがむずかしい。さらに、かかとのすり減りも曲線なので、「○センチ●ミリにカットすればいい」というわけではなく、靴側の曲線をパーツ側で同じように再現しないのならないのです。
ならば、もう、曲線の再現ではなくて、パーツの平面に合わせて靴側を平面にしちゃえば?ということに。
横から見たら、靴側のすり減り部分が直角三角形になるように切り落として、そこにゴムパーツを貼り合わせる、という方法をとることにしました。
(じつは以前、靴の修理屋さんがそうやってるのを見た。)
が、もともとすり減ったかかとなので、「無いところ」からは長さが測れない、という。(言ってる意味わかりますかね?表現力なくてすみません)
「どこから何センチ」といった基準点が作りにくいのも、作業が難航する要因でした。
で、今回はクロックスとは違い、きちんとかかとのある靴。かかとの角(前側)を直角に合わせて、減りの形(カーブ)を方眼シートのマス目で確認すれば、「高さは●ミリ減ってて、長さは○ミリ減ってる」ってわかるんじゃない?と思いつく。
カッター作業用のボードが欲しいなあと思ってたのもあり、緑の方眼シート付きのカッティングボードを購入(もちろん100均)。
方眼シートで減ってる高さを測ると、なんとラッキーなことにパーツの最大厚みと同じ。
かかとからの長さも、パーツの長さとほぼ同じ。
底面の形はパーツの方が大きかったので、テープでかかとに合わせて、フリーハンドではさみで切る。
あとは、パーツ平面に合わせて、靴側をの面を平面にするだけ。