螺旋のような人生を終えて
どこかのネットニュースで、夢を諦めた平均年齢は25歳というのを見た。現在26歳の私は、このニュースをみてだいたいこんなものだろうと思った。
26歳になると周りは少しずつ結婚していき、早い人だと子供までいる年齢だ。
やりたい事をやっていた人間も、自分の才能に見切りをつけ、サラリーマンとして生きていくことを受け入れる頃だろう。それでもまだ諦めない、まだ何者かになりたいと願い行動する人間は、社会の歯車から一歩引くことになる。正社員として働かないという選択をするかもしれないし、時間がもったいないと理由で、恋人を作らないかもしれない。何にせよ結婚は人より遅くなるし、キャリアを積むこともできないかもしれない。
最近は副業が広まり始めて、両立する人もいるかもしれない。平日は会社で働き、休日に何かをやるという人生だ。Youtuberやブロガー、転売などをやっている人間は特に多いだろう。実際私自身も平日はシステムエンジニアとして働き、休日には趣味から挑戦まで色々な事に挑戦してきた。以下がそのリストである。
①プラモデル
②水彩画
③ジグゾーパズル
④遊戯王やポケモンカードのカードゲーム
⑤占い
⑥ゲーム
⑦マンガ
⑧読書(自己啓発)
⑨読書(小説)
・アニメ
・映画(U-NEXTなど)
・料理
・音楽
・プログラミング
・観葉植物
・酒
・筋トレ
・執筆
・ブログ
20 インスタ
・ドライブ
・スマホゲーム(戦争ゲーム・ポケモンgo・野球・遊戯王など)
・瞑想
・ボールペン画
・ゲーセン
・ダーツ
・ビリヤード
・英語学習
・宝くじ
30コーヒー
・将棋
・カラオケ
・ボーリング
・寺院巡り
・写真集集め
・グラス集め
・ソロキャンプ
・映画館で映画
・散歩
40銭湯
・旅行
・ディズニー
・写真(雲など)
・マッサージ
・油絵
・YouTuber
・資格の勉強
48副業(ランサーズなど)
49ゴルフ
50競馬
51腕時計集め
52女遊び
さて実際これらをやってきて現在も実際にやっているのが以下である。
ゲーム
読書
動画
写真集集め
ディズニー
旅行
満喫
プログラミングでWEBサービス作り
執筆
これだけ書くと多趣味でまだ挑戦を諦めていない人だと思われるかもしれないが、そうではない。毎回これらをやっているわけではなく、周期的にこれらをやっているだけだ。つまり何か一つに飽きたから、次の何かをやるというのを繰り返しやっただけなのである。ただ螺旋のようになっていただけである。これらから分かる事は、継続していないということだ。何か一つの事に対して、モチベーションを下げずにやり続けることができないという事は、何者かになることができないという事を意味する。
やりたくない事を続けても意味がないという意見もあるが、その反面すぐに諦めていたら、何もできないというのもまた事実である。
私は悩み続けた。現在もまだ悩んでいる。何者かになるのを諦めて、普通のサラリーマンとして生きていくのもいいかもしれない。平日働いて、休日は彼女とだらだら過ごす。結婚して子供を作れば退屈なんて感じなくなるほど、忙しくなるだろう。
それでも私は、その道をまだ選択できずにいる。心のどこかでまだ諦めたくない自分がいる。現実を見るべき自分と、理想を追い続ける自分がせめぎ合っている。今現在もせめぎ合っているのだ。それでも諦めずに何かやろうとする自分を無視できない。そして自分の幸せと、人生、色々な事を考慮いた上で、以下のような結論が出た。
●2022/3/22→現状の整理
・欲しいもの・やりたい事はほとんどやった。残りはこのまま生きていれば達成できそなものばかり。
→→→→→理想の状態(自分がやりたくない事はやらず、やりたい事のみをやる)を想像し、そのために何が必要かを考え、それを実現できそうな選択肢(WEBサービスの開始・執筆活動)を用意した。
→→→→→その選択肢に対して、自分がそれほどやる気がない事に気付いた。だから普通の人生を歩むため、転職(資格の取得)に力を注ごうと考えた。
→→→→→しかし自分の理想の人生に到達するには、転職に力を注いでも達成できそうにない。
→→→→→行動が人生を大きく変える事は理解しているが、その行動が継続しない(その行動自体は自分の幸せではないため)。
→→→→→現状の最終的な選択肢として、①現実的に、転職に力を注ぐため、資格の勉強をする。②理想の人生を手に入れるため、WEBサービスや執筆をやる。
→→→→→さてどちらを選択しようか。自分は今迷っていた。
→→→→→結論としてとりあえず今は「執筆活動をする」という選択をした。モチベーションを下げないように意識し、なるべく継続していきたいと思う。
もしかしたら三ヶ月後には違う気持ちになっているかもしれない。なんせ飽き性な性格だ、いつこの気持ちが消えてもおかしくない。けれど今はこれでいい。今の自分がそう思ったらならこれでいいのだ。もしかしたら万が一、何かで成功しているかもしれない。その道で成功していなくても、別の何かで成功しているかもしれない。心配しても仕方がない。ただ自分がこうだと思った道をまっすぐ歩き続けるだけだ。
そんな決意をした今日の天気は雨だった。