雑談の大事さ
私は今年で今の会社が10年目になりますが
日々この会社の中の「閉鎖的な空気」に
危機感を訴えてきました。
私が危機感を感じている部分は
⚫︎重要ポストは新卒で他社を経験していない人がほとんど
⚫︎社内恋愛や社内での付き合いしかない人たちがほとんど
⚫︎他の業界との接点がなく会社の飲み会でも話題は社内スキャンダルか業界の話のみ
と言ったところです。
正直言って世界が狭いし
こんな閉鎖的な空気で今からの時代大丈夫かな?と思っていました。
そもそもこの世界情勢でも
業界に全く影響がないからか
ウクライナ情勢の話すら話題に出ません。
私はこの話題の幅の狭さも
接客をするにあたって
割と影響があるんじゃないかと感じていたので
接客するにあたって
「携帯の話以外のことを話そう」
(携帯ショップなため)
と言い続けてきたことが
ようやく採用されました。
どのような形かというと
「雑談を商談の中に挟もう週間」
という決まりのようなものが
できたということです。
以前も伝説のセールスマン的な店長が
取り入れていた
「5分間スピーチ」というものが
同じような趣旨でありましたが
その店長の退職とともに廃れてしまいました。
私は営業こそ
さまざまな知識を幅広く持たないと
長く生き残ってはいけないと思います。
なぜ接客に影響があると感じたかは
この投稿にもお伝えしていますが
↓
私は業界のことだけ詳しくても
価値観が偏ってしまって危険だと
考えているからです。
今後この会社で死ぬまで
やっていくわけでもないし
自分の自己成長にとっても良くない。
会社にとっても
社員のコミュニケーション能力の向上により
利益が上がる利点を考えたら
やはり多くの話題を話せる社員を育てた方が
いいとは思いますが
なかなかそういった長期的な目線では
動けない中小企業の融通の利かなさもありました。
ただ今回改めてその決まりを
取り入れてもらえたことで
多少先の展望を見通せるくらいの余裕が
会社の方にも出てきたのかなと
感じられました。
中間マージンをとるような営業職ですら
今後はサステナブルな営業力を求められると
思います。
私が思うサステナブルな営業力とはまさに
「雑談力」だと思うのです。
私はこれをきっかけに会社が見聞を広める大事さに気づき、より雑談力を上げるような文化が浸透していくようになってくれればと思います。