仕事での失敗【反省よりも振り返り】
仕事していくうえでいつも完璧にこなせるとは限らず、失敗をすることの方が多いように思います。
1日の仕事で満足したことってあまり覚えていなくて、失敗したときにことは鮮明に覚えてたりします。
脳にはネガティブフィードバックという機能が備わっていて、ながてぃぶなことをよく記憶しています。
それは、生きていくうえで「この行動をするとやばいよ」というフラグを立ててくれているのですが・・・。
こと日常においても、ネガティブフィードバックが昨日してしまうようです。
心理学を学ぶまで、脳のシステムを知らずに
(はぁ・・・。またやってしまった。私のバカバカ。ほんとに役立たず)
と1人反省会をしていました。
新人社会人のころも、ベテランになっても毎日のように1人反省会をしていたので無意識に失敗を拾い上げることがうまくなりました。笑
1,「失敗は成功の母」ではない
昔、先輩に言われた言葉ですが、今思えば
(失敗は失敗でしょ・・・。)
と心の中で思っていました。
でも、先輩には言えず甘んじていました。
失敗は失敗・・・。
失敗した過去を変えることはできない。
大いに反省するしかないと思い、ずっと反省をしていましたがある日、気づいてしまいました。
反省をしても、過去を変えることはできない。
いつまで反省をしなければならないなんてツライ。
しかも、失敗は日々しているから失敗はの負債は積み重なっていきます。
ということに気付いたときに、反省はやめようと決めました。
2,反省よりも振り返り
「反省をやめる」と決めたものの、これからも失敗する可能性はあります。
反省をやめるとしたら、同じ失敗を繰り返す可能性もあって周りからは
学びのない人と思われて、距離を置かれるリスクもあります。
これでは、仕事もうまくいかなくなります。
今、職場のひとによく言っている言葉があります。
「反省も大切だけど、どうすれば失敗しないかを振り返ること」
「これから、失敗しないためにはどうすればいいか」
行動レベルで話すようにしています。
反省の言い方を変えただけやん。と思うかもしれませんが振り返りは未来志向型なので、未来に焦点を当てた考え方なので失敗したことに対して客観的に考えることができます。
なによりも、
失敗したからには、次に生かせれるように未来を見つめることかなと思います。
振り返ることは、自分にとって優しい表現だなと思います。
ただでさえ、仕事でしんどい思いをしているのにわざわざ自分を追い込む必要はないと思います。
それでも、反省しろという先輩や上司はいると思いますが、反省しているふりをして自分の中では一人振り返りをするのもひとつの手段だと思います。
3,失敗の中に〇(マル)を見つける
100%自分の失敗というシーンもあるかも知れませんが、失敗する過程に自分がとった行動には理由があります。
なぜ、この行動をとったのか?
なぜ、この発言をしたのか?
その理由が明らかになれば、自分の行動に正しさを見つけることができるのではないかなと思うのです。
ちなみに今日、私は患者さんの退院調整で地域連携スタッフにご家族と話したことを連絡しなくて注意されました。
私の中では、ご家族が退院の時期が決まっていたなら連絡してほしいと受け取っていたのですが、地域連携のひとは、ご家族と退院についてどんなことを話したのか連絡がほしいと思っていたそうです。
あきらかな、私の受け取りミスでした。
この状況が分かったときに、少しは落ち込みはしたもののすぐに立ち直りました。
失敗の中に〇を見つけていたからです。
今日、退院調整をしていた患者さんは認知症で、意思疎通がきびしく自宅に退院することが最善策だと思っていたため各部署に投げかけることが最優先だったと思っていました。
その結果、退院が3日後に決まったので私の行動は正しかったと思えたからです。
ただ、退院調整の最終判断をするのは地域連携なので連絡の報告は必要だったと思ったので、これからは必要以上に連絡をしようと思いました。笑
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