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#13 自主参加型ナレッジマネジメントを実践した話!

こんにちは!てけ王です!🐔🍗

ここから再び、僕が某大手建材メーカーで実践した「村上式ナレッジマネジメント」についてお話しします。

まず、実際に行っていたことを一気にご紹介したいと思います。(どのようにして築いていったかは、「ヒストリー編」でお話しします)

まずこの会社は、複数の会社が統合してできた会社です。

僕は元々、そのうちの1つの会社に属しておりました。

その会社で経理社員だった僕が、自主参加型ナレッジマネジメント活動を立ち上げました。

経理で始めた活動が、その後経理の枠を越えて全社展開されることになり、参加者は最終的に4,700人以上にまで広がりました。

活動のコンセプトは「みんなのチカラをみんなで活かし、○○のチカラへ」です。(○○は会社名です)

マスコットキャラクターもいました🦝


途中から、「ひとプラス」という名前を付けていました。(この名前自体はあまり流行らなかったですけど 笑)

・ひとのつながりが増える

・知識がひとつ増える

・人生の楽しみがひとつ増える

など、「いろんなものがひとつプラスされる」という意味がありました。


まずこの活動の全体像です。


ベースに「知識の共有・活用・創造」があります。

これを動かす仕組みが、クラウドのナレッジ共有システム「知識の木」

活動の基幹システムです。


しかし、ナレッジマネジメントは、システムがあるだけで回るような簡単なものではありません。

ナレッジマネジメントの最もよくある失敗事例と言われているのは、「ナレッジ共有の仕組みを導入して、あとは現場任せにすること」と言われています。

最初は使われるのですが、途中から目的を見失ったり反対勢力が生まれて、結局使われなくなる。

「忙しくてそれどころじゃない。」

「何で自分の知識を人にあげないといけないんだ」

などの声が上がって、使われなくなる。

そこで、僕の活動で特に重視したところは「人のつながり」です。

人のつながりがあるからこそ、ナレッジは共有されるのです。

だって、暗黙知は、人の知識全体の90%もあるんですよ。

「人のつながり」はナレッジマネジメントの肝です。

村上式ナレッジマネジメントでは、スタッフ制度や、社内SNS、グループ会社やさらには会社の枠を越えた「オープンイノベーション」など、Face to Faceの場づくりを行いました。

さらに「活動全体を評価する仕組み」がありました。

例を挙げると、投稿したナレッジがどれだけ会社に貢献したかを示す「貢献ランキング」

まさに「人のため」を可視化した指標です。

さらには、SECIモデルを偏差値評価してチームで競い合う「チームランキング」

ナレッジを投稿したり、ナレッジを評価したり、アンケートに答えたり、イベントに参加したりするとポイントが付与される「ポイントランキング」

さまざまな切り口で、参加したての人でも楽しめる「なんでもランキング」

そして、ランキングの上位貢献者やチームを称える「KMアワード」


KMアワードは、全国各地から貢献者が集い、役員も参加する会です。

営業日の午後半日を使い、表彰式や「ハピネスストーリー」を語り合う会です。毎回70~100人くらい参加する、大きなイベントでした。

KMアワードは、時には社外からのゲストも招き、ライブ配信も行ったこともありました。


これらは全て、「楽しみながら」がコンセプトです。


今回はここまで!
まだまだ続きます!😊


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