【スプラ戦記】スプラの危険性と効能について(後篇)
私の話や文章は、ながい、無駄に。なのでその骨子は前篇のサマリーにまとめました。
これに目を通せば、言いたいことはすべて分かるようしてあります。本文ではその他のことは何も書いていません。くわえているのは、ぜい肉部分です。お忙しいひとは、前篇のサマリーをご覧ください。
スプラの効能
スプラトゥーンは、将棋や囲碁、チェスなどというゲームに匹敵するほどの発明だと思う。考えたひとは、神。あるいは悪魔。とんでもない天才である。誰や、かんがえたの。出てこい。おれの五千時間(プレイ時間)どうしてくれる、おい、コラ。
中でも、スプラは囲碁に似ている。インクを塗ってぬって、陣地をひろげる。似ていない点もある。スプラは、ふたり(ゲーム対戦の最小単位)ではできない。ふつうは、味方四人、敵四人、の8名で行う。
そして、味方の四人は、フレンド機能を利用し顔見知りと組むこともできるが、だいたいはフリーの、組み合わせになる。偶然。この偶然に、スプラはかなり影響される。強い味方を引けば、当たり。逆は、ハズレ。
マッチングもうまくできていて、ずーっとは勝てないようになっているし、ずーっと負けるようにもなっていない。おそらく運営は成績を五分五分にしようとしている。ずーっと勝ってると味方に自分よりもウデマエがおとるものが入って来て、負けてると強い人と組むことになる。
その他ブキとか、ギアとか細かい設定が色々あり、かんがえることも多い。
しかしなんといっても、スプラで一番たいせつなのは、そのとき、そのときの仲間と協力すること。それをしないと、ぜったいに勝てない。
ひとりだけうまくても、どーにもならない。なのでどんなにうまい人でも、負けるときはまける。
ともだちとやるときは、マイクをつないで、実際に声をかけあってやる。プロの大会などでは、そうしている。指示するものがいたり、報告したりしてくるひとがいる。冷静に全体を見回して、ミスを極力減らし、それぞれが、そのときにやるべきことをしっかりとやるチームが強い。
私たちフリーの素人は、知らない人とやるわけであり、報告・連絡・相談の手段は、「ナイス」と「カモン」、あと「ヤラレタ」である。
・ナイスとは
文字通り、褒めとか励ましとかにつかう。
・カモンとは
こっちきて、たすけて!とか、いまここに来たほうがよい、来て!とかにつかう。
・ヤラレタとは
敵にたおされたときにつかう。ここに敵がおるよ、気つけて!ということ。
この「ほう・れん・そう」を駆使して、味方と協力し、一人はみんなのために、みんなは一人のために、を実践できたチームが勝ち、できなければ負ける。
いろんな人がいる。うまいの、下手っぴ、まだ始めたばかりの人、ルールがよくわかっていない人、性格の悪い人、善い人。いろいろいる。
このいろいろと、色々ありながらも、協力することができたら勝つ。できなければ負ける。勝てばうれしい。負けると悔しい、腹立つ、こんなゲーム二度とやるか、死にます!となる。
スプラは、人間の社会生活において、何がもっとも重要かを教えてくれる。それは、人は、人と協力して生きていくのだ、そうしないと、ダメなのだ。ということ。
すばらしいゲームだと思う。
本稿おわり
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