
ドイツ語学習記録:「紅蓮の弓矢」Linked Horizon 文法・構文解析I
【注意】「ノートは間違いの記録」です。この記事は勉強途中で書いたもののため、多分に誤りを含んでいる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。構文や訳をしっかりご覧になりたい方はこちらから。
「おいおい、お前こんな歌を文法・構文解析ってww」となるかと思いますが、どうぞお付き合いください。一度ベートーベン全訳してるんだから、そんな難しい話じゃないでしょ?
とりあえずドイツ語の部分だけ歌詞全部上げてみましょうか。日本語の文法解析なんかしたってしょうがないですからね。
Seid ihr das Essen?
Nein, wir sind der Jäger!
Feuerroter Pfeil und Bogen
Angriff auf die Titanen
Der Junge von einst wird bald zum Schwert greifen
Wer nur seine Machtlosigkeit beklagt, kann nichts verändern
Der Junge von einst wird bald das schwarze Schwert ergreifen
Hass und Zorn sind eine zweischneidige Klinge
Bald eines Tages wird er dem Schicksal die Zähne zeigen
ほら、たったこれだけ。結構余裕そうじゃないですか。
今回はだいたい上の3行をできたらいいかなって程度です。多分次回も3行、その次も3行って感じで、全3回くらいで終わったらいいなぁと。
1行目
Seid ihr das Essen?
Essen って確か食べ物でしたよね。
Essen n. -s/- 食事; 料理, 食物
いかにも「貴様は巨人のエサにでもなってもらおう」って感じで。一つ「?」となったのが数の一致ですが、そういえばドイツ語は性数一致とかあんま気にしないって文法の授業でやったな。
結局 Seid が sein 動詞ですから、これだけで「お前たちはエサか?」となる。
2行目
Nein, wir sind der Jäger!
Nein は No ですから、「いいや、エサじゃない」ってことだろう。それを上書きするように wir sind と続いて、初出の単語だ。
Jäger m. -s/- ① 猟師 ② 狙撃兵 ③ 戦闘機
巨人狩りの猟師って考えれば結構面白い訳するんだなぁなんて(訳してんのはお前だろ)。ただ猟師っていうのはイマイチって感じもする。類義語辞典でいい言葉探してみよう。
狩人・ハンター
狩人なんてカッコいいんじゃない?「いいや、俺たちは狩人だ!」って、良さげじゃないですか。
3行目
Feuerroter Pfeil und Bogen
さて、ほとんどわからねーぞ。
feuerrot a. 火のように赤い
語尾の -er は強変化ではあるんだろうけど、この形だと後ろの名刺をまとめて男性名詞と捉えるか、女性・複数の2格と捉えるかってことになる。2格は勘弁してほしいな。こんなところで単体で2格出されても処理に困る。
Pfeil m. -[e]s/-e 矢
Bogen [bow] m. -s/- 弓
「ボーゲンってどっかで聞いたことあるな」って思ったら、スキーの滑り方だった。板をハの字に開くやつ。じゃあ Pfeil und Bogen で「弓矢」か。ということは「火のように赤い弓矢」ってなるけど、これって「紅蓮の弓矢」じゃね?
総括
今回分のおさらいしましょうか。
Seid ihr das Essen?
Nein, wir sind der Jäger!
Feuerroter Pfeil und Bogen
扱ったのは歌の冒頭部分、訳すとこんな感じ。
お前たちは巨人のエサか?
いや、俺たちは狩人だ!
紅蓮の弓矢...
1行目に「巨人の」ってつけたのは定冠詞 das があるから。それ言ったら2行目も der Jäger だから「巨人の狩人」ってやるべきとか言われそうだけど、単純に語調がいいから1行目につけただけ。ぶっちゃけ無くても問題なし。
3行目の3点リーダーは、実際に歌聞いてもらったらわかるんだけれども、ホントに3点リーダーがあるように歌ってるからつけた。まあこれがないと字面が寂しいってのもあったかな。