僕が好きな本2 「街の人生」
おはようございます!!
昨日今日と投稿しなかったので、今日は3日分投稿します笑
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「街の人生」 岸政彦(発行年時点で龍谷大学社会学部准教授)
我々が空想で描いて見る世界よりも、隠れた現実の方が遙かに物深い
柳田國男「山の人生」
こんな文章から始まるこの本は、ゲイやホームレス、シングルマザーなど様々な人のこれまでの人生をインタビューし、その内容をそのまま書き起こしているという本です。
本では「人生の断片集」と言っています。
いやー断片集って中々いい言葉だと思います笑
ー 人間誰しも、自分の知らない世界を知りたい!と思って生きていると思うのですが、そうは言っても中々そんな機会ないですよね。。。
旅行に行けば、街や自然という漠然とした風景を見ることができるけども、それを構成する人まで知ることはほとんど無いはず。
でも、街にありふれている普通に見えてる人も色々な悩みを抱えながら生きていて、そんな人たちの人生まで考えることが出来たなら、人との接し方も変わるだろうし、世界がもっと面白くなるんじゃないか
読み終えて、そんな風に感じました。
僕は結構言葉に敏感で、
コンプレックスにしてそうなことを平気でいじる人や
相手のバックグラウンドを知らないうちにズバズバ物を言う人が苦手なんです。
そう言う人にぜひ、一読して欲しいです。
別に共感しろとかそういうことを言いたいのではなく、自分の言葉の重みや世界にはいろんな人がいろんな悩みを持って生活しているということを知って欲しい。
もう一歩ふみこめるなら、自分の言動を振り返って見て欲しいです。
ちょっとお説教じみた事書いてしまいましたが、読み物としてかなり面白いので、気になった人は是非読んでみてください!
(ちなみに、感情移入しやすい人は読んでてかなり疲れる本だと思うので、一気に読み進めるのはオススメしないです。。。)
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死ぬ前に自分の伝記を書いて死にたい。笑