手づかみ離乳食【0歳7ヶ月】タコの足のあぐあぐからお口の使い方を学ぶ
ちょくちょくスーパーで、タコの足を見ます。夏はタコきゅう(タコときゅうりをごま油と醤油等で和えたもの)、冬はおでんの具として買うことが多いので、その切れ端を赤ちゃんへのあぐあぐ食材として提供しています。今回は7ヶ月の赤ちゃんにタコの足をあぐあぐしてもらった際のお口の動きを抜粋して、お口や手の使い方を見ていきたいと思います。
タコの経験は過去にも数回あり、そんなにハマることもなかったのですが、今回はものすごく食らいついてくれました。時間にして30分超!この赤ちゃんが、ここまでひとつの食材を追求したのは初めてです。歯が生えてから初めてのタコの提供だったので、味がしたのと、噛み応えが面白かったのかなあと思われますが、その集中力に驚きました。
結局タコの足を投げ出すことなく、泣きわめくことなく、静かに悔しい気持ちを味わっていた7ヶ月の赤ちゃん。うちの第二子なら、たこを放り投げて、ワーッ!と泣いてると思います。どちらが良い悪いではなく、ただ違いを認め、そのひとを理解しようと努めているだけなのですが、こういう時に性格が現れるように思います。あぐあぐでしっかり口と手が使えるところも確認でき、性格も知ることができて、親としても貴重な経験になりました。
赤ちゃんを見つめていると、悔しかったね。美味しかったね。また歯が生えてきたら一緒に食べようね…など、色んな言葉が浮かんできます。気持ちを共有して未来につなげていくと、今日の経験が昇華される日が来るのではないかと思っています。
また、食べようね。