![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158809346/rectangle_large_type_2_08ed9df40599f10681f180f7cc58ff2f.jpeg?width=1200)
手づかみ離乳食【0歳7ヶ月】とうもろこしの輪切りから赤ちゃんの気持ちと意志を読み解く
かじり取り食べの記事にも紹介したとうもろこしの輪切り。今夏、0歳7ヶ月の赤ちゃんが実際に食べたとうもろこしの輪切りから、赤ちゃんの気持ちと意志を読み解いていきたいと思います。
初めてとうもろこしの輪切りをあげた日
![](https://assets.st-note.com/img/1728962079-fF9bB0jcUqshmVDYtp2IrRak.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727017264-mv6yqfIHVpxeL95YU8Aod7ut.jpg?width=1200)
下の二本の前歯で
綺麗にこそいで食べているのがわかります
初めて食べたとうもろこし、美味しかったんだよね
綺麗に食べられたという【結果】より、
なぜ綺麗に食べたのか?という【原因】に目を向けると
赤ちゃんの気持ちが紐解いていける
美味しいと思うものに出会えたんだね
別の日
![](https://assets.st-note.com/img/1728962079-12Uc3sJMZgTiWdmnaCSkGYlp.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728962079-EJuKDkXPyAxaMS6RTY3zoCH7.jpg?width=1200)
とうもろこしの中心に小さな歯型がついてるのがわかりますか?
芯も食べられるかな?と思ってかじってみたんだね
言葉はないけれど、行動から、気持ちは読んでいける
やりたいからやる、
ただそれだけの赤ちゃんの気持ちを尊重していくことで
「あなたのことを大切にしているよ」
「応援しているよ」「どんなときも味方だよ」っていう
わたしたちの気持ちも、きっと伝わると思っています
また別の日
![](https://assets.st-note.com/img/1728962079-RxspTY68M7h9yoLe51FUAK0E.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728962079-V2DAsGeQmd3SfCv78tM9a0Kp.jpg?width=1200)
この日は一緒に出したスペアリブに夢中で
あまりとうもろこしの気分じゃなかったみたい
とうもろこしより美味しいと思うものを見つけた
その瞬間にも立ち会えました
とうもろこしは中心に芯があり、くるくると回してかじらないと全体的にうまく食べられない食材。くるくる回しながら食べるためには、
脳で粒が残っている部分を認知する
→手で粒とは反対側を持って口に運ぶ
→歯や舌で残っている粒を知覚してこそぎ取る
というステップが必要になります。
脳も、手も、口も、いま自分にできるすべてを総動員して行う赤ちゃんの「食べる」。その総動員の大前提には、必ず赤ちゃんの【気持ちと意志】が存在します。言葉じゃなくても、行動と態度でそれらを読み取ることが、赤ちゃんがチャレンジできる環境設定のために必要です。
また、ひとつの食材でも、食べ方、学び方は何通りもあります。様々な食材を用意するのが難しければ、まずはひとつの食材でも大丈夫。繰り返し、何度も食べる様子を、一回ずつ受け止めていくことで、だんだんと親側の環境設定の幅も広がっていきます。
特別な教材を使わなくても、食べる環境を少し工夫するだけで、赤ちゃんの飽くなき挑戦を応援できる。それが、人生の土台となる食との良好な関係を築き、親子の絆を深めることにつながるのではないかと思う、今日この頃です。