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[TeenNavi]体型へのコンプレックスにどうかかわっていくべきか

初めての投稿は真面目なお話。
今週のDr.Lisa Damour のPodキャストから要約と私の考えたことをシェアしていきます。


思春期の体重増加は健康の証。

思春期に体重が増えるのが普通で健康的なこと。
思春期で体重が増えないでフラットあってはいけない。健康なティーンは骨、筋肉、脂肪が増えていくものである。
親はこの変化は普通であるんだよとティーンの子供達を安心させていく必要があります。とはいえ、メディアを見ていると自分の体型に不満をもつ子供達は多いはず。

摂食障害が怖いのはなぜか?

ボディイメージを変えようとしているティーンにおこるのが摂食障害。
摂食障害は命を落とす確率が一番高い精神疾患と言われています。
アメリカのデータでは拒食症の10人に1人が命を落とすと。
(日本では摂食障害者の死亡率は7%。)

体重や体型について話すことが摂食障害をもたらすのか?

摂食障害はひとつの原因ではなく、いろんなファクターがからまっていると言えます。何か言われたことをきっかけに発症するのかもしれないけど、それとともに遺伝的な要因や生物学的な要因も関与しています。
ただし体重や体型を話したことをきっかけに発症するということを考えると
体重や体型について子供にコメントすることは危険であるといえます。


子供を傷つけない魔法のフレーズ


子供の体型、食習慣や運動習慣を見ていると心配になることがあり、
親なら必ず体型のことをコメントしたことがあるはず。そう、体型や体重にコメントすることで子供の摂食障害を発症させるかも、、さてどうする?

Dr. Lisa は You are not taking good care of your bodyというスタンスで子供と向き合うのはどうかと提案している。
自分の身体をケアしてことは自分の責任であったり仕事といえるはず。
親はその子供のセルフケアを支えるのが責任である。

もしも、子供がエクササイズをしない場合、セロリだけ食べて何も食べていない場合や無茶してエクササイズしている場合なんかを例にあげている。

おおげさに魔法のフレーズと書いてしまったけれども、これ以上太ってしまうよーとか、言ってしまいそうな時は 「自分の身体の面倒をみれている?」「身体のためにベストな選択をしているかな?」という感じでのアプローチでしょうか?多分早い段階からこういうフレーズを使いながら食習慣、運動習慣を作っていくことが大切に思います。

お腹がすいていることが多いのであれば親は健康的なスナックを準備できる。
ストレスで食べているのであれば、何か一緒にストレス解消できないか考えて実行できる。親子の良好な関係というのも大切ですね。


食べ物の制限

Dr.Lisaは砂糖をカットしたり、一部の食品を制限することには賛成していません。
食べ物にはいつも食べてもよいもの。たまに食べても良いものとあります。
工場でできたようなものはたまに食べて良いものということになります。

食べることは楽しいことでありたい。
たまにしか食べない方が良いものは何かを子供に教えていくことも親の仕事ですね。


Dr. Lisa Damourのフルエピソードはこちらです。男の子の摂食障害についてはつぎのブログで。


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