一人で病院に行けるようになっただけで大人になったと感じた話。
今日、一人で病院に行った。
少し前から声の使いすぎで、喉を痛めていた為、耳鼻咽喉科に一人で予約を取って一人で行ってきた。
まぁ、こんな当たり前なことでも、大人になったと感じる私は逆に子供なのだろうか?
私の母は割と過保護な方なので、高校生とかになっても母と病院に行ったりしていた。
というか、どこ行くのも家族一緒って感じだった。
姉の病院の付き添いで私も行ったことあったし。
だから、みんなで行くのが当たり前。
って気持ちが勝手にあった。
しかし昨日、病院に行こうと思って予約をネットで取っているとき、彼に何時頃に行こうかなぁ??って話していると
『何時でもいいよ?自分でいく病院だから自分が行きたい時間にすればいいよ、俺が決めることじゃなくない?』
と言われた。
その時気づいた。
そうだ、私のために行く病院なんだから私一人で行けばいいんだ。
なんで彼もついていくと勝手に思っていたんだろうと。
次の日の朝、いつもより早く起き準備をしていると彼がのそのそと眠そうに起きてきた。
彼は付き添ってあげようと思っていたらしく、準備をし始めた。
しかし眠そうだし私の用事に無理やり付き合わせなくてもいいなと思い、『一人で行けるから寝ててもいいよ』と伝えた。
睡魔に手を引かれ続けていた彼はごめんね、気をつけていってきてねと、すぐにすやすやと睡魔と戯れ始めていた。
雨が降ってなくて良かったなぁと、徒歩でいける距離の近さにある耳鼻咽喉科に足を運んだ。
方向音痴なので少し道に迷ったが無事に予約時間には間に合った。
診察を済ませ、薬をもらい、薬局から出たとき
(あ、私ちゃんと一人で病院行けるんだ。)と自分の成長を少しだけ感じて、嬉しくなった。
他の人から見たら大したことない成長かもしれないがこうやって人は少しずつ知らないところで成長してたりするし、それを実感できたら嬉しいのだ。
今日は、一人で病院に行けた成長を感じれた日になった。