お皿が割れたおはなし
最近クライアントさんからも色々
ご家族との関係性の話や
子育てからの気づきの話を聞きます。
つくづく家族って学びのために集まったご縁。
魂的に深く観ていくと、
ある方は父母が生徒で
ご本人が先生だったり
またある方はお子さんが
実は先生だったり
宇宙的な因縁因果や
カルマの法則を学び
人生の仕組みを理解していくと
結局人生経験を重ね「器」を大きくしていく
しかないことがわかります。
器が大きくなると受け入れる寛容性が培われ
螺旋階段をまた一段上り切って
見える光景が変わってくるのかと思います。
受け取り力によって
人生が変わってくるともいえます。
以前書いた気づきのお話
秋分カウントダウンのいま
再度メッセージと来たので
こちらでシェアしてみますね。
息子との大喧嘩の話です!笑
あなたにとっての「こうあるべき」
ってルールやその価値観って、
本当にあなたのものですか?
その価値観握りしめたままで
本当にあなたの理想の場所に行けますか?
それについて
私が体験したおはなしを交え
気づきをシェアします。
朝、顔を洗っていたら
キッチンから「ガシャーン」という音が。
いや〜な予感がしたのですが、
しばらくすると
息子がバツの悪そうな顔してやってきて
「コーヒーメーカー落として割っちゃった」
と報告に…😑
なんか壊したな〜グラスかな?
とは思っていたものの
まさかコーヒーメーカーとは思っておらず、
衝動的に怒りが湧いてきました。
え!ケメックス割ったの?
もー!なんでかな!
もっと注意してものを扱えって
普段から言ってるでしょっ!
って怒りの気持ちが次々と口から出てきました。
一旦吐き出した毒言葉は止まらず。鬼っ
当の本人はあまり気にする風でもなく
「はーい」ってな軽い感じに
私にはうつってました。
怒ってもしょうがないけど
反省が足りない態度がムカつくな〜
と思いながら、
夫にも愚痴ってみたところ、
「I know. でも僕もたまにやっちゃうからね。
しょうがないね」って
執着せず通過という感じでした。
夫は私よりずっと人間ができているので
色々勉強になるのです。
まぁね、確かに。しょうがないわ。
そう気を取り直そうとしたのだけど、
怒り目線で周囲を見ると、
息子が飲んだ後の、飲むヨーグルトの容器がそのままテーブルに置きっぱなしだったり、息子の部屋にコーヒーカップが置きっぱなしだったり、
もうあっちにもこっちにもゴミが散らかっていたりで、さらにイライラは募っていったのです。
この辺りで感情はまるで
噴火前の火山のように!🔥
結局、その日は一日中息子に
ちょいちょい小言を言い続けました。
でも当の本人は「はーい」と
相変わらず飄々とした態度。
夏休みの自分の時間を
普段と変わりなく謳歌している様子でした。
私は息子が息子でいる態度に
イライラ
もっと反省してしょんぼりしろっと
親の言うことに言われたらすぐ従えと
そんなイライラが募っていたのです。
そして、
そんな1日を経て
夕方に…
夕飯の支度をしようとして
フライパンを戸棚から出そうとした時、
フライパンが手から滑って
あろうことか大事にしていた
アンティークのお皿の上に落ち、
「バリーン」と割れてしまいました!
この出来事に、
私は天からの啓示を受けたみたいに
ハッとしました!
今日、私はずっとイライラして
自ら悪いことばかり見つけようと
目を光らせていた。
粗を見つけては
息子にガミガミ
こういう状態では
息子が何をやっても
一挙一動にムカつくわけです。
この状態って
視点を上げて考えると、
自分で悪いことを
どんどこ引き寄せている状態です
例えば、目を閉じて
「まわりにある赤いものを探してください」
という指示を出し、目を開けて見渡すと、
不思議と赤いものが
次から次へと目につくようになるはずです。
(ちょっとやってみてください!)
宇宙の法則では、
すべて自分が創り出した世界であるということ。
つまり、
頭にずっと念じていることを
宇宙はちゃんと叶えてくれているのですね。
その結果が私自らお皿を割るという!
これぞ「願望達成」ということだったわけです。
めでたしめでたし!
こんなシンクロニシティあるかっ
いやはや、
あまりの宇宙の采配に
割れたお皿を見て笑ってしまいました。
息子に「聞いて!今日お母さん○○のことをずっと叱って悪いことばっかり見つけようとしてたから、ついに自分でお皿割っちゃったよ!」と言いました。
大事なお皿を割ってしまったけれど、
私の中には「罪悪感」は
浮かんできませんでした。
それよりもお皿が割れて大切なことに気づけた!
お皿よありがとうって思えたのです。
一日中イライラしていた
本当の自分の奥底に渦巻いていた感情は、
コーヒーメーカーを割った息子が
落ち込んだり
upsetして謝ったり
「反省してます」
「ごめんなさい」
「ゆるしてください」
という態度でなかったこと。
そこに私は一番イライラしてたのですね。
私の望むストーリーでは
「お母さん、ごめんなさい。今度からもっと気をつけます。ゆるしてください」そんな態度であったなら腹の虫が治ったのかと思いました。
ちょっと待てよ…
もし子供が本当にこんなふうに言ってきたら
悲しくないか?
自分で自分が怖くならないか?
そんなストーリー私望んでないでしょ?
これって息子に
「罪悪感を持つように」
と教えようとしていることなんだなと。
そこに気がついてゾッとしました。
もし、夫も一緒になり
コーヒーメーカーを割った息子に対して怒り
反省の言葉や態度を強要させていたら?
地の時代の親というものは
多かれ少なかれそういう節が
あったかと思います。
「ごめんなさいは?!」とか
「反省しなさい!」とか
(もちろん人に迷惑をかける行為などの善悪をちゃんと教えるのは親のつとめだと思います)
でも、私自身も息子にも
これから向かっていってほしい場所は
「罪悪感」「無価値観」や「承認欲求」
に足を掬われず
自分の個性に価値を与える場所なのです。
親から植え付けられた
「罪悪感」の蓄積が
いかに大人になって
本来の自分を生きる上で
「恐れ」という足枷になっているか
ということは、
いま、私は自分の経験をもとに
心から理解しています。
自分自身の価値を見出せるかは
自分にすべてかかっているのですね。
他人から承認されるようなものでは
ないということ。
家族という他者から見せられた
ストーリーから
揺れ動く感情を体験し
気づきを得た今日、
ようやく
これから進んでいきたい道が
まるで霧が晴れたかのように
見えてきました。
それは、
いままで通りのことを
やっていくのではなく、
自分自身の価値を上げていくこと。
そのために自分の中に染み付いていた
「罪悪感」「無価値観」や
「承認欲求」をもう本当に手放して、
自分の中の豊かさや価値から
様々なものを生み出していくこと。
自分史上最高の地点に向け、
理想的な自分を獲得する旅に出ること。
自分の想念がすべての現実を
創っているということ
ハッピーライフかアンハッピーライフか、
私たちはどちらも選択できるということ。
ケメックスが割れてよかった!
息子が息子自身でいてくれて、
心からありがとうと思えたのでした。
親として、今後彼には
外側から植え付けられた
「罪悪感」を持つことなく
失敗からは自ら学び
逞しく
自分自身を肯定し
他者にも優しく
勇敢に
喜びに溢れ
周りの人達をも喜ばせる
自立した魂を謳歌するような
愛の人生を歩いて行って欲しいなと思います。
ありがとうございます。とっても励みになります!いただいたサポートは更なる学びに使わせていただき還元とさせていただきます⭐️🌿