10月31日は1年の終わりの日〜笑って過ごそうのススメ
近年、季節ごとの行事があれ?と思うようないびつな形に変形してきている気がします。群衆、集団、人が大勢集まると人間は安易にとげとげしいエネルギーに呑まれてしまったりするのかもしれません。
ハロウィンとはそもそも古代ケルト人の暮らしに根づいていたお祭り儀式。また、世界のハロウィンを語る上で同じ時期にあるメキシコの風習「死者の日(Dia de Muertos)」も有名です。
メキシコの人々にとって死者の日は、ご先祖さまとともに明るく楽しいひと時をカラフルに賑やかに過ごし、祭りを終えた後には魂が満足して死者の国へと帰れるように祈る日なのだそう。
ハロウィンは、だから子供たちが色とりどりの仮装をして、いたずらも笑ってゆるしてお菓子をもらい楽しみ、みんな口々に「Happy Halloween」と言い合うのでしょうね。
ハロウィンを境に、イギリスでは冬時間にもなり一気に日暮れは早まり漆黒の季節へ突入しました。陰が極まるからこそ陽がまたやってくる、自然界の循環が勢いよく流れだす季節へ。
ケルトの暦では、10月31日は1年の終わりの日。大晦日のようなエネルギーで、現世と来世を分ける境界が弱まる時。つまり11月1日は新年のような切り替わりなのですね。
実際ハロウィンを境に重たかった気が軽やかに流れだすような感覚もある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は今朝から確実に流れが変り体調もスッキリ、すこぶる元気になりました。10月に浮上しまくったネガティブな感情もちゃんと昇華し気づきと学びを得て螺旋階段を一段上へあがれたと実感するイマココ。
この時期、祓い清め、特に祓いが大切になると感じます。祓いの語源は笑い、笑いは「祓い=はらい」、神話でも岩戸に隠れてしまった太陽神をなだめ外に連れ出せた唯一の方法は「笑い」だったと言われます。
内に隠れこもっているが外ではみんな楽しそうに笑い騒いでいる。それで、天照大御神さまは、天岩戸(あまのいわと)の扉を少し開けて外を御覧になられたのですね。そこから漆黒だった世界はまた太陽の光に照らされました。
闇が深まる漆黒の季節の始まりだからこそ、あたたかなオレンジ色の灯りをそれぞれの心に灯し、大切な人と笑い過ごしていきましょう。
Happy Halloween 🎃 💫