LA日記9日目〜さよならダウンタウンそして次の旅路へ
8/9
11時にアパートメントをチェックアウト。
スーツケースをまとめて、冷蔵庫は空っぽにしてゴミ捨て。タオル類は洗濯機へ。滞在させていただいた部屋は綺麗に片付け簡単な掃除もしてチェックインした時の状態に戻すようにしている。
ありがとう部屋よ!
ダウンタウン、衝撃的だったけどこの目で見れて体感し、この街から世界について考えるきっかけをもらえて本当に良かった。ここに滞在できて良かった。
息子の風邪がうつり昨夜から熱っぽい。なげいてもしょうがないので、とにかく移動だ。気合いだー!
次の滞在場所はカリフォルニアのSanta Paulaという山あいの小さな町。ロサンゼルスからは車で1時間半ほどで着くらしいが、15時のチェックインまでにたっぷり時間があるので、サンタモニカまで下り海岸沿いをドライブしながら向かう。
途中マリブでカフェ休憩。抹茶ラテとチーズデニッシュ。偶然入ったカフェだったけど、二度見の美味しさだった!
マリブはサーファーも多くゆったりしているけど、どこかしら洗練されたビーチタウンという佇まい。街並みと流れる空気感がスタイリッシュな感じでカフェのクオリティが高いのも頷ける。西海岸沿いの街はそれぞれ個性的な顔を持つのだろうなあ。
しかし、毎日天気が本当に素晴らしい。100%裏切らない快晴。
これぞアメリカ!な、かっこいいロッキーマウンテンを前方にみながら山道をくねくね登り目的地Santa Paulaへ。緑がたくさんで木漏れ日がキラキラ光っている。
都会とはガラリと変わり、また違う旅が始まったのを肌で感じる。素敵な場所!
今日から滞在する家はミッドセンチュリー建築で開放感がありとっても気が良い!大きな窓から庭のどっしりした相当な樹齢であろうオークの木が見える。
家は清潔でインテリア細部にオーナーのボブのセンスが光っている。タオルや食器、調理器具から、テーブルリネン、香りの良いキャンドルまで、暮らすのに必要なものは何でもある。
アメリカ行きを決めた時、先にロサンゼルスのアパートメントを見つけて、後半はどこに行こうか?決めかねていたのだけれど、(なにせアメリカは広すぎるのと知らなすぎてどこに行きたいかすら未知の領域だった)、ロサンゼルスからそう遠くない運転できる範囲で家を先に見つけて行き先を決めたのだ。
こういう時、私は直感をおおいに使うようにしている。あーだこーだ迷うと外れるが、いろんなものを外して繋がると素晴らしいご縁と出会える確率が高くなる。体を癒し休める家は大切にしたい。星の数ほど無限にあるホリデーハウスやホテルからよくぞ見つけ出したな私と自分を褒める。
このご縁で今回導かれた家と場所から、どんな体験をして何を受け取り学ぶだろう?
熱っぽいのでとにかく休むことに。チラチラと木漏れ日の光が入る大きな窓のあるベッドルームにて深い眠りに落ちる。長い昼寝から目覚めると、夫と息子は近所を探検に行って不在で、家は美しくしんと静まりかえっていた。
ふと窓の外を見ると何か動物?ガサガサ。
孔雀だ!
なんと庭に美しい孔雀の家族が遊びに来ていた。何だろうここは天国だろうか?
8月はアメリカでビュンビュンと色々な光景を見ている。それぞれの場所で、たくさんの生き方がある。世界はしかし本当に広い…。