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藤井風/みんなの居場所

10月16日日曜日。
念願の藤井風のLIVE、「LOVE ALL SERVE ALLスタジアムライブ」@パナスタへ行ってきた。

秋風が吹く穏やかな夕方。だんだん日が沈む中始まるライブは幸せで優しくて満たされていた。

夕日に染まるパナスタ。
サッカーも好きなんだけど、ここでサッカー見たい。


■目次
1. セットリスト
2. 藤井風から感じた愛ポイント
3. 新しい風を知った

1.セットリスト

1.何なんw
2.damn
3.へでもねーよ
4.ガーデン
5.やば。
6.優しさ
7.grace
8.帰ろう
9.さよならべいべ
10.ロンリーラプソディー
11.それでは、
12.”青春病”
13.死ぬのがいいわ
14.燃えよ
15.きらり
16.まつり
17.旅路

最新のアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」を引っ提げたスタジアムライブだったので、アルバムの曲が中心かなと思っていたが、過去からの人気曲も存分に交えた最高のセットリストだった。曲順も絶妙で落ち着いているシーンとスタジアム全体を躍らせるような盛り上がるシーンの使い分けが素晴らしかった。1曲目、「何なんw」が始まった時の全員が手拍子してライブが始まったことを受け入れ始める瞬間、最高だったな~。

アリーナれんこんブロックからの眺め


2.藤井風から感じた愛ポイント

イベントとかエンターテイメントについて考えると、➀運営側・参加する側、関係するすべての人へのリスペクトと、②全員のこだわりが細部までにちりばめられていること、③関係する全員が楽しく満足できること、の3つが充実しているイベントは満足感と充実感が大きいと思っているが、今回のライブでも藤井風とその周りの人たちみんなのリスペクトが感じられ、演者も聴者も全員が心の底から楽しかったライブだったと思う。
そのなかでも藤井風が私たちに示してくれた「愛ポイント」を2つとりあげたい。

●MCの少なさ

17曲を約2時間弱で、工夫された演出を交えながら演奏してくれたのでほとんどMCがなかった。
もちろんMCも聞きたいし、MCが単独ライブの楽しいところだったりするけれど、「ライブ全て曲を楽しんで!」と言わんばかりの音楽のシャワー。
計算されたものではないかもしれないけれど、私はあえてMCを少なくしたのかな、と感じた。今回のライブはそういうライブにしたかったんだと思った。勝手な解釈です。

●物販をLINEでコントロール

これは運営側からの愛でしかないが、ライブ全体であまり負の感情を抱かせない雰囲気を作っている感じがした。物販は初めからLINEを介した整理券で人数調整をし、リアルタイムでなにが売り切れたかLINEで把握できる。
好きで行ってるのに、楽しいことをしてるのに混んでる物販とか帰りの長い列とか人の多さとかで言いたくないこと口走っちゃうんだよね、そんな瞬間を減らそうと工夫してくえる運営の皆さん、本当にありがとうござます。風マインド感じてしまいました。

万博公園も行きました。
いつ見ても惹かれちゃうねえ。

3.新しい風を知ったところ

もともとYouTubeのピアノカバー動画と「帰ろう」で藤井風を知った私だが、すごい大好き!!!!みたいな感じではなかった。一癖も二癖もあるコード進行とかこだわりのある音作り、まっすぐな歌詞などに心奪われていたものの、藤井風の「本質」「真髄」みたいなところに触れてこなかった。

今回のライブで藤井風の全体像と彼を流れる信念みたいなのを感じた。
愛に満ちた日々、肩の力が抜けていて何にも張り合う気がない脱力感、絶対に揺るがない意志の強さ、興味関心・好きなことへの愚直さ、藤井風の生き方や彼を纏う凪ぎいている雰囲気、「Grace」を体現している様子が多くの人を魅了し、自らが心の拠り所になっているんだと思う。
藤井風を知ってよかった、自分が知りたかった世界ってこれなんだって強く感じた。

とりあえず最高~でその余韻で一週間を過ごしました。
毎日がんばれそう~💮
本当によかった!

すごい思いつきなんだけど、藤井風って宇多田ヒカルに似たものを感じる、ジャンルや社会的立場的に同じ場所にいるというか。


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