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北海道旅行 / 界ポロト

有休を使って北海道旅行に行ってきた。
北海道は親族が住んでいるので身近な土地ではあったものの、7年ぶりに上陸✈️☁️
空港に降り立ち外に出た瞬間、ひんやりしてやわらかい空気が肌にじんわり触れた。
時間差で寒さを感じ、北海道に来たことを実感した。

***
今回の旅のメインは北海道は白老町、「界ポロト」への宿泊。4月から働きっぱなしだった体を労わるゆるり旅だった。

星野リゾートブランドの一つである「界」は、全国に22ヶ所ある温泉旅館であり、地域に根付いた文化や慣習、伝統を重んじながら新しい風をその地域にもたらしている。

5年前に初めて「界」に泊まり、隅々まで行き届いたホスピタリティの高さと、地域へのリスペクト、料理のおいしさに魅了され、ずっと「また絶対いくぞ…」と心に決めていた。
社会人になりお金も貯まったことなので、贅沢に22年1月にオープンした「界」シリーズ最北端の「界 ポロト」に行き先を決めた。

■目次
1. アイヌ文化へのリスペクト
2.「日本旅懐石」の美味しさ

1.アイヌ文化へのリスペクト

北海道白老町はアイヌの人たちが多い町として有名であり、界ポトロに隣接して「ウポポイ」という文化継承センターがある。
アイヌ文化は言語のみならず宗教観や刺繍、舞踊など日本とは異なる独自の文化を発展させており、アイヌ文化の復興、発展の基盤になるのがこの白老町である。

界ポロトの建物、食、温泉などへふんだんにアイヌ文化が散りばめられており、宿泊者へ小さな学びを与える。
わたしも新しく知ることだらけでとても興味深かった。

ロビーには囲炉裏に似た暖炉が。アイヌ民族が大切にしていた「火を仲間大勢で囲む」文化から着想を得ている。
隣接するポロト湖を眺められる客室には、暖炉を模したテーブルと、アイヌ文化を象徴する模様が入ったオールが壁に展示されている。

1番私が面白いなあ、と胸がきゅん、、、となったのがこれ↓影を利用した部屋番号。これもアイヌ文化のアイデアを拝借したものであるそう。
間接照明的な役割も持てるし、影が淡くて可愛い。
自分の家を建てる時、表札これにしたい。

素敵すぎる、、、。

2.「日本旅懐石」の美味しさ

界シリーズが好きなもう一つの理由が、朝晩の料理のクオリティとおもてなし能力の高さ。五感で楽しめる料理は心も満たされる。

(夜)お魚のすり身が入っている天ぷらと鱧の薄衣揚げが絶品。
(夜)白老のブランド牛「白老牛」甘い肉汁と柔らかいお肉が口の中でとろける。美味しかった、、、。
(夜)北海道名物昆布の炊き込みご飯。アイヌ伝統模様があしらわれた土鍋で炊いてくれる。
朝はご飯のお供が沢山あって白米が何杯も進む、、。🫃


お腹も心も満たされた満足ゆるり旅。
(温泉もすごい。むしろ温泉がメインかもしれない。全国的にも貴重なモール温泉でお肌がつるぴかになります)
アイヌ文化にも興味を持ってすこし賢くなった気分でもいる。
スタッフさんの所作や心遣いも毎回学びになります。
一流で有名なのはそれなりに理由がある。
本当に良い旅だった〜!

また好きな街増えた❤︎

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