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いかにして北極星ver.2.1はできたのか|TECO Designオープン社内報

お疲れさまです!TECO Designで広報を担当している こまつ と申します🙋‍♀️
これまでのnoteはすべてこまつが執筆しておりましたが、ここで正式に名乗るのははじめてのような気がします👀

さて、先日の総会では新しいカルチャーブック「北極星ver.2.1」を公開しました!今回の北極星はメンバーも複数名巻き込み、約3ヶ月かけて内容を作るという新しい試みの中で完成しました💪

今回は、そのプロジェクトの中でいかにして作られたのか・どんな話をしていたのかを振り返りたいと思います。



北極星ってなんだっけ?

「北極星」とは、TECO Designが大切にするものをぎゅっと詰め込んだカルチャーブックです。全ての判断軸となるもので、ビジョン・ミッション・バリュー(行動指針)*を示しています。入社当初のオンボーディングでも用いられています。

*通常はMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と表記しますが、
・見たい景色(ビジョン)を実現するために
・TECO Designがやるべき使命(ミッション)
・を遂げるために大切にすること(バリュー)

の流れをわかりやすくするため、北極星の中ではVMVと記載しています。

創業期に作られた「TECO Designの掟10箇条」にはじまり、第5期にカルチャーブック「北極星」ができました。
今回は「北極星」という形になってから初めてのリニューアルです。


プロジェクト発足の経緯

会社規模も大きくなり、北極星に記載されていることと実態に乖離が生じていたので、第5期下期総会(2024年1月)の発表に向けて杉野さんと議論を重ねながら刷新する予定でした。

しかし、当時カルチャーブック刷新の経験もなく、当時わたしは入社2ヶ月でTECO Designのことも分かりきってはいない…
他社のカルチャーブックをひたすら読み、杉野さんと当時の北極星の内容の解釈を深掘り、見よう見まねで作ってもなかなかしっくり来ませんでした。
今思えば、見よう見まねで作ったものがカルチャーブックになるなんて不安でしかないですね(笑)

▲当時の壁打ちメモ

そこで思い切って「現場のメンバーも巻き込んで作りたい」というお願いをし、以下を目的として「北極星プロジェクト」を立ち上げました。

🌟作成者とメンバーの想いや解釈の乖離を防ぐこと
🌟享受するものではなく自分ごととして落とし込み、「自発的に考えられるもの」にすること

▲メンバーを募った際のslack


完成に向けての進め方

結果としてわたしと杉野さん以外4名のメンバーに参画してもらい、4月下旬に開催した2日間の合宿を皮切りに、7/26(金)の上期総会での発表を目指して以下のスケジュールで進めました。

▼2024年2月
メンバー募集
▼2024年4月
合宿(2日間/オフライン開催)
▼2024年5月
合宿(半日のみ/オンライン開催)
▼2024年6月~7月
合宿で出た意見をもとにたたきを作成、細かいニュアンスを微調整
→完成!!!


主な改訂ポイント

これまでの北極星では、ビジネスモデルや社内ガイドラインなどのさまざまな情報を盛り込んでいました。
杉野さんが伝えたいことをひとまとめにした濃ゆ〜〜〜〜〜い読みものでしたが、「ボリュームがすごくて最後まで読むのが大変」などといった意見があることが課題でした😭

・内容をVMVに絞った
「一番伝えたいことは何か?」を改めて考えた結果、全ての軸となるVMVのみに内容を絞りました。

・行動指針を3つに集約
これまで5つあった行動指針を3つに集約し、それぞれが意味する内容もアップデートしました。
今回新しく作成したというよりは、これまで行動指針含め社内で頻繁に使われていた内容・大切だと思うことを3つに集約した、というイメージです。

例えば、これまでの「健康第一」は「プロ」に集約しています。
「健康第一」をそのまま使うか迷いましたが、「自身の体調管理もプロとしての一環のやることだよね」という結論に至ったのです。

▲行動指針3つめの「プロ」



大変だったこと

・TECO Designらしさを感じるシーンの洗い出し
カルチャーとして掲げるものを決めるにあたり、材料として普段TECO Designで仕事をする中で「TECO Designらしいな」と感じる瞬間や要素を書き出すことからはじめました。
改めて「日常生活のことを思い出してください」と言われると頭が真っ白になってしまい、1つめが出てくるまでにかなり時間がかかりました。
しかし、人によってピックアップするポイントも違ったため、TECO Designのいいところ・課題を改めて振り返るとても良い機会になりました。

・言語化・ワーディング
できる限り真意と言葉の意味・解釈に乖離が出ないよう、細かいニュアンスまでこだわって言葉を選びました。
「頭の中にざっくりとしたイメージはあるけど、説明するのに最適な言葉が見つからない」「ニュアンスは近いけどちょっと言いたいことが違う」といった壁に何度もぶち当たり、一番時間がかかりました。

例:「『アップデート主義』ってなんか強制の意味合いを感じるから、変えるか無くしたいよね」

また、社内で気軽に使ってもらえるよう、「言いやすいか」「長すぎないか」「響きがいいか」などにもこだわっています。

・時間が足りない
ひとつアイデアが出てくると芋づる式で「あれもこれも!」と意見が出てくるので、とにかく時間が足りない!!!
当初は4月の2日間の合宿のみで大枠が固まる予定でしたが、妥協して中途半端な状態で終わらせたくなかったため、5月に半日時間をとって再度議論。


結論、“超”やってよかった!

総会での発表後、特に「すっきりした」「言葉の真意がより理解できるようになった」などのありがたいコメントをたくさんいただきました。
当初の予定とは全く異なる内容になったので、現場メンバーにも参加いただいたからこそできたものだなと思っています!

今回のプロジェクトに参加してくれたメンバーからも、参加してみての率直な感想を聞いてみました👂

・北極星の刷新に携われて、メンバーの中でも捉え方が異なっていたり、自分にはない考えを聞けたりして、素直に嬉しかった。
・社内で浸透するためにも内容を絞り、かつ伝わりやすい言葉に変換するのがとても難しかった。
・北極星を刷新しただけでなく、今後浸透していけるように、業務を教えたり、フィードバックしたりする際にも取り込んでいけるようにしたいと思った。

そして、作って終わりではなく、当初の目的として掲げていた「自分ごとに落とし込める」ように、日常的に中身で使用している言葉を使っていただけるように、浸透させていくことに今後は注力していきます🔥


おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました!
ここまで完成までの道のりをお話してきましたが、本当に大切なのはこれから。
まずはスタートダッシュとして「こんな裏話があったのね」というみなさんの興味を引き出せたら幸いです🙌

そんなTECO Designでは、経営推進室をはじめとした多くのポジションでの採用を引き続きおこなっています!
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