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オーディオブック紹介 「誰かが私を殺した」

おはようございます。
2024年8月13日 火曜日です。

8月13日
△準備の日
1.今日は忘れ物やうっかりミスをしやすい日です。
2.丁寧に行動することを心がけましょう。
3.小さな失敗は気にせず、むしろ話のネタにする心の余裕を持ちましょう。

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加賀恭一郎の新シリーズ、まずは耳から。
東野圭吾、初のオーディブル作品は完全オリジナル。
新たな加賀のバディも現れ、累計1400万部を突破したシリーズは新たなステージへ!

亡き夫の月命日。墓前で手を合わせていると、突然背中に衝撃を受けた。
気づいた時には、魂だけがこの世に留まっていた。どうやら私は誰かに撃たれたらしい。
警察の遺体安置所で出会ったのは、警視庁捜査一課の加賀恭一郎警部と部下の女性刑事・新澤。

私は彼等による捜査の行方を見守りながら、なぜ自分が殺されたのかを考えた。
国重ホールディングスの「女帝」として、すべて完璧にこなしてきたつもりだし、母親としては、来月結婚する一人息子に愛情を注ぎ続けてきた。

だが公私において、気に入った人間はとことん守って盛り立てる一方で、信用できなくなった人間を容赦なく切り捨ててきたのも事実だ。
私に恨みを持つ者は少なくない。
その中の誰かが私の命を奪ったということだろうか。

やがて加賀はほんの些細な手がかりを積み重ねることで、事件の真相に迫っていく。
彼の推理の先にあったものは、私が想像さえしないものだった。

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東野圭吾の人気シリーズ「加賀恭一郎」の新作が、なんとオーディブル限定で登場!これは聴く価値あり!

物語は、殺害された主人公が霊体となって自分の事件を見守るという斬新な視点で展開します。
国重ホールディングスの「女帝」だった彼女は、自分が誰に、なぜ殺されたのかを知るために、加賀恭一郎警部と新しい相棒の女性刑事・新澤の捜査を見守ります。

東野圭吾らしい緻密な推理と意外性のある展開が、聴く者を引き込みます。主人公の生前の行動や人間関係が徐々に明らかになり、容疑者のリストが広がっていく過程が面白い。
完璧な経営者、愛情深い母親という表の顔と、容赦なく人を切り捨てる裏の顔。
その二面性が事件の核心に迫るカギとなっていきます。

ナレーションも聴きやすく、耳で楽しむ小説の魅力が存分に引き出されています。加賀恭一郎ファンにとっては、新しい相棒の登場も楽しみどころの一つでしょう。

唯一の残念ポイントは、物語の長さ。
あっという間に終わってしまい、もっと聴きたいという気持ちが強く残ります。
しかし、これは作品の魅力の裏返しとも言えるでしょう。

東野圭吾ファンはもちろん、ミステリー好きの方、そしてオーディオブックに興味がある方にもおすすめの一作です。
斬新な設定と聴きやすさで、新しい読書体験を提供してくれること間違いなしです。

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それではまた明日
ひろかん

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