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オーディオブック紹介 「透明カメレオン」
おはようございます。
2024年10月3日 木曜日です。
透明カメレオン
ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。
バー「if」に集まる仲間たちの話を面白おかしくつくり変え、リスナーに届けていた。
大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに迷い込み、彼らは「ある殺害計画」を手伝わされることに。
意図不明の指示に振り回され、一緒の時間を過ごすうち、恭太郎は彼女に心惹かれていく。
「僕はこの人が大好きなのだ」。秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。
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今回は道尾秀介さんの「透明カメレオン」をご紹介します。
主人公の恭太郎は、ラジオパーソナリティとして活躍する魅力的な声の持ち主。
しかし、その容姿は冴えません。
彼の周りには個性豊かな仲間たちが集まり、バー「if」を舞台に物語が展開していきます。
序盤は、恭太郎のラジオ番組や仲間たちとのドタバタ劇が楽しく描かれ、思わず笑ってしまう場面がたくさんあります。
しかし、物語が進むにつれて、登場人物たちの過去や抱える闇が少しずつ明らかになっていきます。
そして物語に転機をもたらすのが、ある雨の夜にバーに迷い込んでくる美女の存在。
彼女の登場により、恭太郎たちは予想もしなかった「殺害計画」に巻き込まれていきます。
謎めいた指示に振り回されながらも、恭太郎は彼女に心惹かれていく…。
この作品の魅力は、テンポの良さと登場人物たちの魅力、そして予想外の展開にあります。
最後まで目が離せない展開に、一気に読み終えてしまうこと間違いなしです!
そして、この小説は単なるエンターテインメントにとどまらず、人々の優しさや絆、嘘と真実の関係性について深く考えさせられる作品でもあります。
恭太郎の「僕はこの人が大好きなのだ」という想いに胸を打たれ、思わず涙してしまう場面もありました。
「透明カメレオン」は、笑いと涙、そして驚きに満ちた素晴らしい小説です。ぜひ皆さんも、この感動的な物語を体験してみてください!
今日の占い
10月3日
▽ブレーキの日
1. 久しぶりに会った人の成長や成果は良い刺激になる。
2. 単にうらやむのではなく、相手の努力を認めることが大切。
3. その刺激を自分の成長のモチベーションに変えることが重要。
それではまた明日
ひろかん