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オーディオブック紹介 「ロスジェネの逆襲」

おはようございます。
2024年10月30日 水曜日です。

ロスジェネの逆襲

半沢直樹、子会社へ出向!
ロスジェネ世代の部下とともに、理不尽な敵どもに倍返しを食らわせろ。
大ベストセラー第三弾、ついに文庫に! 東京中央銀行の花形部署から子会社「東京セントラル証券」に飛ばされた半沢直樹。
新天地で2か月が経つも、なかなか結果の出せない半沢に、大きな案件が舞い込む。
IT企業の雄「電脳雑伎集団」が、ライバルの「東京スパイラル」のM&Aを画策しているのだ。
これにアドバイザーとして食い込めれば莫大な手数料が見込める。
半沢らが本格的に乗り出した矢先、アドバイザー契約が横合いからかっさらわれた。
「敵」は東京中央銀行証券営業部。
親会社が子会社の大口案件を横取りしたのだ。
責任を問われた半沢の地位は危なく揺らぐことになった。
――やられたら、倍返しだ。

世をすねたロスジェネ世代の部下・森山とともに半沢は立ち上がる。
人事を盾にする卑劣な親会社に、仕事を通じて逆襲するのだ。
今度の舞台はIT業界の熾烈な買収合戦
――痛快度100%。
すべてのビジネスマンを元気にする最強のエンタテインメント!

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池井戸潤さんの大人気シリーズ「半沢直樹」第三弾です。

この作品の最大の魅力は、やはり「倍返し」の痛快さと、現代社会を鋭く切り取るストーリー展開です。
今回の舞台は証券会社。
花形部署から子会社への出向という、一見左遷とも取れる人事で幕を開けます。

主人公の半沢直樹が直面するのは、親会社による理不尽な横やり。
大型M&A案件を親会社にかっさらわれるという、子会社の立場の弱さが如実に表れる展開に、読んでいて思わず歯がゆさを感じました。

特に印象的なのは、今作でタッグを組むロスジェネ世代の部下・森山の存在。
就職氷河期に翻弄された世代の苦悩と、それでも諦めずに這い上がろうとする姿勢が、現代社会を生きる多くのビジネスパーソンの心に響くはずです。

池井戸作品の真骨頂は、単なる痛快活劇で終わらない深い人間ドラマ。
不当な扱いに屈せず、信念を持って立ち向かう半沢の姿勢は、読者に勇気と希望を与えてくれます。

IT業界の熾烈な買収劇を背景に、組織の論理と個人の信念が激突する本作。
読み終えた後には、明日への活力が湧いてくること間違いなしです!

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今日の占い

10月30日
▲整理の日
1. 失くし物や忘れ物に要注意
2. 資料紛失や連絡漏れなどのミスが発生しやすい時期
3. 普段以上に気を引き締めて行動することが大切​​​​​​​​​​​​​​​​

金のカメレオン座

それではまた明日
ひろかん

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