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学び方を教える part.2

今日の研修会は、面白かった。
今回参加した研修会の先生の話は、バシバシ刺さった。

方略指導の側面

よりよい学習者の自立のを促すために、教科指導において内容指導の側面と方略指導の側面の両方をしなければならない。(※まさに!その通り!)

また、講演会の中で、認知カウンセリングの教授方略の例を語られていた。
それぞれについて提示し、私見を述べていきたい。


予習の推奨

教科書を予習して、概略をつかみ、疑問をもって授業に出るように促す。
 ということは、事前に学習プリントを配ってから授業をやったらどうだろうか。授業が始まってから「今日使うプリントを配るよ~」は、もはや時代遅れか・・・確かにどんな会議も事前に資料を配布しているのに、今の授業は、そのときにプリントが配られる。授業に参加する生徒はしんどいか…

仮想的教示

授業内容を知らない人に教えるつもりで説明させる。
 ということは、分かる人が分からない人に説明させる機会をつくるってことかな。これをやるなら、学級内に学力差はあった方がいいとも考えられる。友達に教えてもらうことで学び、逆に友達に教えることで学びが確かなものになる。技術の授業でどう生かせばいいのか…誰か教えて…

定義と事例

教えるときは、一般的な定義と具体的な事例を挙げるようにする。
 ということは、抽象と具体。これは絶対そう。国語の「情報と情報とのつながり」に関わる部分だ。抽象的な言葉で集約し、具体例をあげることができれば、必ず物事を説明できる。接続詞「例えば」を使えば、説明しやすくなる。

索引の活用

用語がうまく説明できないときは、教科書の索引を引く。
 ということは、重要な用語は索引にあり。索引の活用は、あまりされていない。教科書の最後の方にある索引は何のためにあるのか。誰のためにあるのか。生徒が自分で学習するためにある。技術の先生方、教科書を使っていきましょう!

解法の説明

演習問題を解いたら、正誤に関わらず考えた過程を説明する。
 ということは、例えば、テスト返却のときに、どのくらい解説しているか。生徒が!
 先生が解説するのも大切なことではあるが、どのような思考で問題を解こうとしたのか、それを生徒に説明させる機会をつくる。テスト返却の仕方について、考える必要がある。先生方はどんなテスト返却をしているのか、観察してみよう。

教訓帰納

間違いや解けなかった理由を考え、教訓を引き出す。
 ということは、間違った理由がある。解けなかった理由がある。その反面、正解した理由や解けた理由も存在する。間違えた理由を考えるよりも正解した理由を考える方が絶対いいはず。正解した理由が分かれば、次はそれを繰り返せば、次のテストでも正解するはず。自分の中での正解体験を認知することが大切ということになる。

終わりに

今日の研修は、めちゃと楽しかった。テンションが上がった。
「学習者の学習方略」「教師の教授方略」「学び方を学び、学び方を生かす」「方略指導」…
この分野について、もっともっと研究していきたい。






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