見出し画像

AIと著作権①:省庁HPを大活用!の巻

「AIと著作権」についてレポートせよ!

ゼロから始めるおじさん社員 ふるちゃんです。

今日の社長からのお題はコードではなく、法令分野。
ふふん、コードが絡まなければおじさんの経験も活かせそう。
今回は少し情報収集の知っトク情報を。

長くなりそうなので、本題である「AIと著作権」のレポート内容は⓶以降で書く予定です。

最強のカンニング方法

とりあえず、軽くググってカンニング先を発見

AIと著作権について | 文化庁

これで今回のミッションは7割完了です。
なぜなら、制度を司る大元をおさえて、そこの「超信頼度高い、全体感を伴った最先端まとめ資料」を特定したからです。

ということで、使えそうで使いにくい省庁HPの活用について

日本の潮流を把握するということ

「潮流」っていうと大言に聞こえるかもしれませんが…。
超信頼度高い、全体感を伴った最先端まとめ資料ってどこにあるの?ってことかなと思います。

いきなり文化庁のHPを探しに行ったので分かる通り、「政府・省庁HP内にある審議会や委員会の会議資料や結論としての答申等」がそれにあたるというのが私の結論です。
確からしさは言わずもがな最強、並では及ばないリサーチ内容や、先端企業のレポートも読めたり。
更新頻度が2~3ヶ月に一度だったりしますが、当たるかどうか分からない超最先端情報を掴みに行くのは次の段階ということでまずここが最強だと思います。

でも、ここで新たな難しさが…
行政HPって複雑かつ、資料ってめっちゃあるから分かってても上手く活用できないよ!って悩みが出てきます。

分かってても探せない、それが行政資料

  • 意識すべきは意思決定の流れ

凄いざっくり記載すると、行政系の意思決定までの流れは以下のような流れを踏むイメージ
これを踏まえて、山のようにある会議資料から必要なものを探しましょう!

きっかけ:何かを決めないといけない!
検討体制整備:検討する会議等が立ち上がる
検討:複数回にわたって会議等で検討する。
照会:必要に応じて遍く広くパブリックコメント
結論:中間まとめや答申等で総括と提言
(⇒上記を受けて、法律改正や予算措置等の実行実務へ)

当然、「結論」が出ていない現在進行形の会議が多々あります。
というか、現在進行形こそが最新情報の宝庫
「第●回」の資料を遡っていくと、大体、事務局から「結論」でのまとめを意識した「結論に準じる資料」が載ってることが多いです。

この「結論に準じる資料」までしっかり読む人はリサーチャーくらい(と勝手に思っています)。
ここをしっかり読むだけでも他と差がつく&大局観を獲得できることは間違いなしです。
ここら辺の手法は、補助金申請時なんかにも役に立ちます

実際の調べ方:AIと著作権の場合

  • 所管官庁をおさえる
    ⇒当該官庁の会議等を調べて、マッチしそうな会議を洗い出す
    ⇒該当の会議を過去に遡って資料を流し見てみる

今回は「著作権」なので著作権の所管をググると文化庁と分かる
⇒文化庁HP内の検索窓で、お望みの「著作権」というワードで検索
⇒いくつかヒットしたものを物色

今回は文化庁が特設ページを作って既にまとめてくれていたので楽でした。
通常は名称だけではよく分からない会議体の資料を流し読みしながら、「当たり」の会議を探していくという宝探し感あるタスクが発生します。
ただ、徒手空拳にSNSとかで資料探すよりは遥かに短時間で納得感ある知識に辿り着けると思います。

結びに

AIに限っても、世界が主流を決めているように見えて、日本国内は法律を始めとした様々なルールに縛られています。
そして、ビジネス領域は特にルールの中で民間企業がしのぎを削っている、そんな大局観を必ず意識しています。
市場調査より前にルール(制度)調査が重要だと思います。
(世界の最先端の流行りも大事ですが、法律違反なら当然ダメなので。)

SNSでの情報収集もいいですが、しかるべき立場の人がしっかりした内容で、ある程度のスピード感でまとめてくれている省庁資料を活用しない手は無いです。

ただ、ここまで進むと、「省庁資料って1つ1つ大容量で複雑かつ分かりにくい問題」が出てきます。
ここからがやっとAIを活用して時短ができる部分です。
こちらについてはAIと著作権⓶で書いていこうと思います。

少しでもお役に立てたなら幸いです!
ではまた次の記事で!

<弊社へのご相談・お仕事のご用命等は以下でご連絡お願い致します!>
info@techno-pedia.com