意外と簡単! RaspberryPi Pico Wで防水型の温度センサを使おう【IoT菜園・農業・DS18B20】
はじめに
Wi-Fi機能付きのマイコン「RaspberryPi Pico W(ラズパイピコW) 」で、防水型の温度センサ「DS18B20」を使う方法を解説してます。
今年は記録的な猛暑らしく、家庭菜園や花壇、子供が遊ぶお庭など、外の暑さが何かと気になりますよね。
DIYのネタにしてみようかな?と思っても、『屋外仕様』のセンサーは高いし、使い方もよくわからない、という人も多いと思います。
そんな中、今回紹介する「DS18B20」は、
『屋外仕様』のセンサーの中でも、リーズナブルかつ、簡単にDIYできるセンサーてす。
後述するコネクタ付きの接続基板を使うために、配線はさすだけ。プログラムも後述するコードをコピペで動かすことができます。
この夏の猛暑をDIYしたい方や、自由研究にしたい方はピッタリなので、ぜひ参考にしてみてください。
環境
この投稿では以下の環境を使用します。
ファームウェア/言語: CircuitPython Ver. 9.1.1
ライブラリ : Adafruit_CircuitPython_OneWire
: Adafruit_CircuitPython_DS18X20
ボード : RaspberryPi Pico W
エディタ : MuEditor
PicoW・CircuitPythonのセットアップ
この投稿では、Raspberry Pico WにCircuitPythonのファームウェアがセットアップされていることを前提に、解説しています。
PicoWを新しく購入された方や、CircuitPython以外の言語で使っていた方は、こちらのブログ記事(無料)でセットアップを行ってください。
RaspberryPi Pico W との接続
以下のように、PicoWとDS18B20を接続します。接続を簡単にするために後述する変換基板を使用しています。PicoWと変換基板は以下のように接続してください。
6番 GPIO4 ---- D配線(緑)
36番 3V3 ---- +配線(赤)
38番 GND ---- -配線(黒)
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