強風で街路樹はなぜ道路側に倒れる?
強風で街路樹が倒れるというニュースがありました。自動車が潰されたり、時には死傷者が出ることもあります。街路樹が倒れる方向はおおむね道路側です。
街路樹は歩道と道路の間の狭い空間に植えられています。建物側からは太陽光が充分に当たらず、物理的にも邪魔になるので切られてしまいます。必然的に樹冠は真上ではなく道路側にずれます。
重心のずれた樹木はバランスをとろうと根を伸ばそうとしますが、日本の道路は、歩道側にガス管や水道管があり、定期的にメンテナンスで掘りおこされたりします。車道側の地面は舗装が厚く、下の土も固く固められています。そのため、根は行き場がない状態なのです。
『ニュース参考』
https://mainichi.jp/articles/20240516/k00/00m/040/060000c
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